【音楽】名曲・名演セレクション その73 bloodthirsty butchers / 七月

 更新が遅くなってすみません。最近やたらしんどかったんですが、ひょっとして暑さでバテてるんじゃないかという事にようやく気付いた管理人です、皆様こんにちわ。ガリレオの相性完璧配合の記事も取り掛かってはいるんですが、なかなか進まず。何とか近日中にポストしたいのですが。

 

 今回の名曲・名演セレクションは私的イントロのギターコード一発で持って行く曲、A hard day's nightを上回るベストワンです。

 


bloodthirsty butchers - 七月(July) w/ Translation

  bloodthirsty butchersの4thアルバム、kocoronoの6曲目。

 bloodthirsty butchersは日本のオルタナティブロックバンド。メンバーは

・吉村 秀樹…Vo. / Gt.

・射守矢 雄…Ba.

・小松 正宏…Dr.

の北海道出身三名に加え、2003年にNumber Girl

・田渕 ひさ子…Gt.

が加入。ハードコアやらSonic Youthやらの影響を咀嚼し進化しまくったサウンドで、ミュージシャン含め玄人勢からの支持が高かったバンドでした。例えばこのブログで取り上げた事のある面子でもNumber Girlの向井が多大なリスペクトを表明、Rage Against The Machineはライブでの前座に指名。Syrup16gはアルバムの楽曲に吉村をゲストとして招いてます(Mouth to Mouseの2曲目、『リアル』)。残念ながら2013年の吉村の急死でその歴史は途絶えてしまったんですが、これからもその名が語り継がれていくのは間違い無いかと思います。

 でさて、kocoronoは一月を除く十一か月各月をテーマにした楽曲を一曲ずつ収録するというコンセプチュアルな作品でして(『一月』がボートラとして入った再発版もあります)、その中でのハイライトがこの『七月』でないかと思います。イントロ始め変則チューニングによる不思議なギターサウンドも耳に残りますが(D#-G#-D#-G#-C-Fらしいです)、何と言ってもベースラインが最高ですよね。アルペジオを多用する抒情的なライン。最高だからもっとみんなパクれば良いのにと思ってるんですが(まぁスケールの短いムスタングベース使ってもよっぽど手が大きくないと真似は難しそうですが)。という訳でギター、ベース共にとても魅力的なこの『七月』ですが、昔ギターマガジンにtab譜が採録された事があります。

Guitar magazine (ギター・マガジン) 2014年 01月号 [雑誌]

Guitar magazine (ギター・マガジン) 2014年 01月号 [雑誌]

 

  これですね。私もこれ欲しいと思ってるんですよね。その内財布に余裕がある時に買いたいです。ベースのtabは載ってないみたいですが、まぁ気合で何とかして頂ければと思います。