【音楽】名曲・名演セレクション その84 Ride / Dreams Burn Down (Live)

 ヴァイオレット・エヴァーガーデンがブーム中の管理人です、皆様こんばんわ。この前映画観に行った事は書きましたが、来場者特典で短編小説の冊子を貰ったんですよ。それがなかなか良くて、原作の小説も読んでみたいなと思いまして。でも調べてみたら原作小説、今めっちゃ品薄なんですね。Amazonで転売野郎に定価の数倍払えば新品でも買えますが。で何とか定価で新品買えないかと思って色々調べてみたらKAエスマ文庫取り扱いのリアル書店一覧というのがあって、そこに地元の大きな書店もラインアップされてまして。なので早速行ってみたら上巻と外伝があったので、即購入した次第です。下巻は買えませんでしたが、その内会社が落ち着いてきたら増刷してくれるだろうから、それを気長に待ちたいと思います。何が言いたいのかですか?田舎暮らしもたまには良い事がある、でどうでしょうか。

 


Ride - Dreams Burn Down (live at the Town & Country Club, London 7th March 1991)

 Rideの1stアルバム、Nowhereの5曲目。

 Rideは英Oxford出身、My Bloody Valentineと並んでシューゲイザーシーンを代表するバンドの一つです。シューゲイザーについては以前マイブラの記事に書いたので、大した事書いてないですけど気になる方はこちらをどうぞ。

kshn.hatenablog.com 上ではRideとマイブラを並列して書きましたが、Rideはマイブラの影響を受けてできたバンドのようですね。このビデオでVo. / Gt.のMark Gardenerがやってるジャガーのアームを持ったままコード弾いてるのなんかは、明らかにKevin Shieldsの影響下でしょう。そんなRideの独自性ですが、若者らしい清涼感があるんですよね。曲によってはSimon & Garfunkelっぽいボーカルのハモリを聴かせてくれたりなんかもします。あとはRideの方がよりオールドスクールなロックに根差した面が見えます。これは脱シューゲイザー後に顕著かと思います。

  上に清涼感とか書いといて紹介するのがこの曲かという感じではあるんですが、私がRideで一番好きなのがこれなんですよね。このDreams Burn DownはRideの曲の中でも最もシューゲイザー的な曲でないかと思います。ダーク・サイケデリックに沈み込んでいくような感じが堪らないですね。そして曲名通りバーストする間奏の轟音ギター。当時の来日公演ではギターアンプを飛ばしたりもしたらしいです。

 Rideは1988年に結成し4枚のアルバムを発表して1996年に解散。その後Andy BellのOasis、Beady Eye参加なんかを挟んで2014年に再結成、以降現在までに2枚の新作アルバムを発表してます。今度11月に東京大阪で来日公演もやるみたいですね。