【音楽】名曲・名演セレクション その46 My Bloody Valentine / Only Shallow

 試験があろうとサッカーアジア杯は普通に観戦した管理人です、皆様こんばんわ。決勝は残念でしたけど、新エース中島不在というのを考えれば準優勝でまぁまぁ上等なのかなという気もします。戦術的ウィークポイントも含め、良い勉強の機会になったんではないですかね。まぁあんなビューティフルゴール決められて更に不運にもハンドでPK取られたら、正直勝つのは厳しいかと。

 

 シューゲイザーの代表的バンド、My Bloody Valentineの2ndアルバムにして歴史的傑作、“Loveless”の1曲目。

 シューゲイザーというのは80年代末~90年代初め頃にイギリス中心に流行したロックの一ジャンルですね。特徴としては轟音ギターとそれに埋もれがちなか細めのヴォーカル。シューゲイザーってのは「こいつらいつも足元の靴ばっかり見て演奏してるぜ」ってのを揶揄してのジャンル名です。サウンド面で工夫を凝らすべく、ライブ中は足元のエフェクターの操作に忙しかったというのもあるのかと思います。

 で“Loveless”の何が特別かというと、その圧倒的な音響的気持ち良さですね。まだアルバム持ってない方は是非リマスター版が出てるのでそれ買って、デカい音で聴いてみて頂きたいと思います。正に聴くドラッグですから。91年に“Loveless”がリリースされ、以降フォロワー的な作品は数多リリースされてきましたが、結局“Loveless”に匹敵するアルバムは無かったように思います。まぁその製作費で所属レコードレーベルのCreationを潰しかける所まで行ったと言われる作品ですからね、そう簡単に超えられては困るのですが。

 My Bloody Valentineはこの“Loveless”以降は長い間沈黙を続けていたのですが、08年にライブ活動を再開して以降は新作の発表も含めマイペースに活動を続けています。何でも今年も新作リリースの予定があるらしいので、楽しみですね。