今回は時事ネタです。
Moment Joonの新曲。
『Passport & Garcon DX』のCD販売を開始します!https://t.co/DBjlSDUorQ
— Hope Machine™ (@MOMENT_JOON) 2021年5月1日
大変お待たせしました!
多くの方々に届きますように🖐️ #MomentJoon
この1stアルバムDX盤CDに収録。坂本龍一の‘hibari’を氏の快諾の元サンプリング、またギターとノイズ、HOOKの作詞と歌唱でアジカンのGotchが参加。
kshn.hatenablog.com 1月にも取り上げましたが、Moment Joonは韓国出身、大阪在住のラッパー。音楽を諦めずに大学にも行くという道を選ぶために留学、来日したそうです。確か春まで大阪大で音楽学の院生で、修士論文を提出されたとかいう話を読みましたが、4月からは博士課程に進んだのかな?よく分からないです。自分の住所をラップして「文句あるやつは会いに来い」と告げる挑発的なアティチュードと、アウトサイダーから見た日本、徴兵された経験などを深く洞察した、赤裸々に時にはシニカルなユーモアも交えたリリックで注目を集めてるラッパーです。昔のセンター試験現代文でよく取り上げられていたリービ英雄とか、越境者による日本語表現というのは日本文学の1ジャンルとしてありましたが、このMoment Joonもその1つの最新型と言えますかね。正直ラッパーとしてはどうなのか、そういう先人がいるのかよく分からんです。
で楽曲‘DISTSANCE’ですが…解説とか要らないですよね。リリックに耳を傾ければ、あぁ自分の自己隔離生活もこんな感じって皆様思われるんじゃないでしょうか。2ndヴァースは‘HENO HIRA’という曲を聴いた上でリリックに注目するとよりグッと来るんでないかと思います。