すいません随分間が開いてしまった芦毛で天皇賞春シリーズ、一応もう前回で目標は達成してしまったのですが、あれは正直相当運に助けられた感じなので、もう一回、今度はこの配合ならまず天皇賞春勝てるだろうってのをやりたいと思います。そして今回の記事のもう一つのテーマは、自家製種牡馬を使った二連続完璧な配合です。
以前から初心者さん向けの記事で複数世代を重ねる配合を紹介してきましたが、そこまで難しくはなかったと思うんですよ。ただ産駒の中で最も優秀な牝馬を後継にして繋ぐだけですからね。そしてキングズ完璧の牝馬にグラスワンダーを直付けして二連続完璧というのも、安定Cが跳ねるかはともかくすぐやれるんじゃないかと思います。ですが今回はもう一歩前進し、脱初心者のための重要なステップとして、自家製種牡馬を使った二連続完璧な配合を紹介したいと思います。強い馬を生産するためには強い牝馬を用意し、その牝馬で強力な配合が成立するようにする必要がある、そのために完璧な配合や見事な配合を連鎖させるわけですが、直付けオンリーで完璧な配合が連続するの、私はキングズベスト→グラスワンダーの配合しか知りません(ファンタオルフェは現状その前段階で必ず自家製種牡馬が必要です)。まぁキングズグラスをひたすらやり続けるという手もありますが、配合のバリュエーションを広げて、色々な非凡な才能を使ったりするためには自家製種牡馬を使っていく必要があります。それに自家製種牡馬を使えば種を節約できますし(これは☆5を直付け連発に比べればという事ですね)、また色々なクロスを組み込む事ができます。今回の配合でもグラス直よりダンス自家製の方が成立するクロスの本数が多いです。
という訳で初心者の皆さんが中級者になるための大事な過程として自家製種牡馬を〆に使うスキルを身に付けて欲しいんですが、その第一歩としてキングズダンス配合はかなりお勧めできるんではないかと思います。というのもこの配合、自家製使った完璧二連続の中ではかなり簡単な方なんですよね。途中で自家製種牡馬を使ったりしないし、安定Cで苦労する事もないし、種牡馬化も結構楽にやれるし。そしてその割に結構強い馬が生産できる。なので是非この配合で二ライン生産にトライしてもらいたいと思います。
キングズダンス配合、そしてその後にタピット自家製を繋げる配合は以前にも記事にしたことがあります。
これらですね。今回は前回不満点として残った第三の〆配合のクロスを厚くする、また産駒を芦毛にするという二つの点を踏まえて少し配合をいじりました。
まず牝馬を生産する配合が、
Hampton系牝馬
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ジャワゴールド
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ミズンマスト(ここが芦毛起点)
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さらにその配合で産まれた牝馬と配合する第二の自家製種牡馬のラインが、
アンフェアデッキ
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まず第一の〆の配合がアウトブリード完璧な配合、第二の〆の配合が完璧な配合にKey to the Mintの5×5、ヌレイエフの4×5、Mr. Prospectorの5×4、第三の〆の配合が見事な配合にMr. Prospectorの5×5、Nijinskyの5×5、Haloの5×5×5、サンデーサイレンスの4×4です。
今回の芦毛で天皇賞春制覇という目標達成の本命の配合は、第一と第二の〆の配合です。タピットは種付け権もあったのでおまけとしてやりましたが、初心者さんはタピットラインは省いて、キングズラインとダンスラインの二つを同時生産する事にまずトライしてみると良いと思います。腕に自信のある方はタピットラインも追加して下さい。前回のタピットの記事にチラッと書きましたが、タピット自家製産駒で天皇賞春に勝てない訳ではないです。私はBB海外に「春風」のLv.10を付けて勝たせました。
でその上で第三の〆の配合のアンフェアデッキの所ですが、サマーハレーションかユメノハジマリでも代用可です。ただ、三頭候補がいても実際第三のラインの配合を始めたいタイミングでこれらの牝馬がセリに出てくる確率はかなり低いというのが、今回やってみた感じです。なので代替策のNasrullah牝馬×父サンデーサイレンス種牡馬の配合を前もって準備しておいて、もしアンフェアデッキなどがセリに出てきたらそっちに切り替える、って感じの進行が良いのではないかと思います。まぁそもそもHaloとサンデーサイレンスのクロスを少しでも濃くしたいという意図でのセリ牝馬使用なんですが、拘るだけの効果があるかと言われると、そこまで無いのかもしれません。あとアンフェアデッキスタートだと、タピット自家製種牡馬生産にあたり牡馬確定を待つためのキングヘイロー牝馬をあまり多く生産できないという問題があります。これは幸運を願うかお守りを使うかしか、私には対策が思いつかないです。候補を二頭セリで買えれば良いんですけどね。
二ライン同時進行のコツとしては、とにかく種牡馬側を先に準備する、ただしあまりに早過ぎても良くない、という二点のバランスを図る事に尽きます。そのために進度の調節をしていかないといけないのですが、そのために取れる手段としては、
・始めるタイミングに各ラインで差をつける
・どの産駒をラインの後継にするかの選別
の二点が主になります。後者の選別の方ですが、時として後継のスピスタに妥協を求められる事もあるかと思います。そこで妥協してフルに種付けするか、それとも種付けできる回数が多少減ってでもスピスタが高い馬を後継にするかは、プレイヤーの選択次第ということになりますね。あと、どうしてもすぐに牡馬を生産したいなんて時は、
・性別確定のお守りを使う
ってのも取り得る手段ですね。
上の方で簡単とか書いといてなんですが、今回私失敗しまくりました。まぁ恥ずかしいんですけど、私の失敗を反面教師にして欲しいという事で敢えて失敗例を記事にしたいと思います。もし成功例が知りたい方は、前回のタピット配合の時は紆余曲折しながらも一応成功してるので、そちらを読んで頂ければと思います。
あと一つ、カリフォルニアキタサンの記事でも書いたお断りですが、この配合は大部分10/31のアップデート前に行ったものです(最後の方のウマゲノムだけ10/31以降です)。アップデートで自家製種牡馬の実績が残りやすくなったりウマゲノムの仕様が変わったとの事ですが、今回のデータは殆どが以前の仕様の物ですので、その点ご留意下さい。
キングズベストと配合する牝馬ですが、芦毛で天皇賞春の目標のためにはここで芦毛の後継を生産する必要があります。毛色で確率1/2、更に性別で1/2なんで掛けて1/4ですね。ここで強い牝馬を準備するのはなかなか難しいかと思います。確か今回行った配合でもスピスタCDGⅠコメントとかだったと記憶してます。という訳で産駒の馬体解析結果を貼ります。
牡馬
牡馬
牡馬
牡馬
牡馬
BAの牝馬が早速達成してくれました。キングズ完璧をやったら大体20回の試行で1回くらいはスタミナが跳ねてくれるかなと思います。
次のダンス自家製でも引き続き芦毛天皇賞春を狙うためには、ここでの後継も芦毛を選ぶ必要があります。ここではBAとBCいくつかの二頭を後継にしました。
今回の失敗①:ダンス自家製を三頭しか準備できませんでした。繁殖牝馬を二頭揃えるならそれと配合する自家製種牡馬を四頭、種付け20回分は揃えたい所なんですが。適当に計算した結果なので間違ってたら申し訳ないんですが、一頭の牝馬に4~12歳の9回種付けして牡馬が三頭しか産まれない確率は23/256、約9%との事です。思いの他確率が高いんで間違ってないか不安です。☆4の自家製を作る時はそれと配合する牝馬を一頭のみでやってきたんですが、この確率だと牡馬が三頭しか産まれない事も結構ありそうですね。避けるためにはお守りを使うか、そもそも牝馬を二頭以上用意するかどちらかを選ぶ必要があります。
今回の失敗②:ダンス自家製種牡馬の用意が牝馬の繁殖入りに間に合いませんでした。原因としては、キングズ完璧ラインで早々に強い牝馬が産まれた事と、途中で粘り過ぎた事ですね。暫定で一番強い牝馬を後継にキープしながら更に強い牝馬が産まれたらやっぱりそっちにスイッチ、というやり方でやってたんですが、今回は繁殖実績の終盤になって強い牝馬が産まれスイッチする事が多かったです。自家製種牡馬の実績積みを考えたら少しでも強くするのが大事ではあるんですが、最終的な種付けの回数を減らしてまで粘った甲斐があったかと言われると、それは疑問符が付きますね。それにそもそもこういう事態を避けるには、二つのライン開始に時間差を付けるってのをちゃんとやるべきでしたね。種牡馬の方は15年くらいは待たせられるんですから。
という訳で、結局BA牝馬は繁殖入りを5歳まで遅らせた上に、一回だけグラスワンダーを種付けしました。完璧な配合にHis MajestyとGraustarkの全兄弟クロスとRaise a Nativeの5×5ですね。
で産まれたのがこの牡馬です。グラス直も安定Cが爆発すれば大物が望めるんでしょうけどね。
話はダンス自家製に戻ります。上記の通り三頭準備したんですが、実績いずれも維持できず。
第二の〆は完璧な配合にKey to the Mintの5×5、ヌレイエフの4×5、Mr. Prospectorの5×4ですね。
BC牝馬とのウマゲノムです。当然ながらBA牝馬ならもっとスタミナが高くなる事が予想されます。
BA牝馬の繁殖実績です。とにかく用意できた種牡馬から種付けしていきました。ではグラス直以降の産駒の馬体解析結果です。
牡馬
牡馬
牡馬
次にBC牝馬です。確か12歳は、もうダンス自家製を使い切ったので種付けせずに売却しました。
牡馬
牡馬
牡馬
以上です。総じてイマイチでしたね。芦毛で天皇賞春の目標ですが、
一応一頭クリアしてくれました。実は今回の失敗③:当初の企画趣旨をガン無視して短距離志向の牛嶋厩舎に預けまくるってのをやらかしてしまったので、そんなことせずに八木沼厩舎辺りに預けてればもう一二勝はしてくれてたかなと思ってます。
で次に繋げる牝馬ですが、今回はどうせタピットの所はおまけだし上に書いた牡馬確定待ちの限界の件もあるしという事でタピット自家製の準備は二頭のみとし、牝馬もBB海外の牝馬一頭のみを後継としました。
用意したタピット自家製二頭がこちらです。実績維持できず。
第三の〆の配合は見事な配合にMr. Prospectorの5×5、Nijinskyの5×5、Haloの5×5×5、サンデーサイレンスの4×4ですね。
BB海外とのウマゲノムです。これは確かアップデート後だった気がします。
ウマゲノムが良かった方を先に種付けしました。
すみません、馬体解析結果なんですが、気が緩んでたのか何なのか分かりませんが、スクショを大量に撮り忘れてしまいました。一応ある分だけでも貼ろうと思います。
牡馬
以上です。箱庭での馬体解析は保存できてないんですが、一番強かった馬をBC登録に入れたので紹介しておきます。
スピード十分までは無いけど、まぁそこそこある感じです。今度の公式BCで三回戦に行ってくれないかなと期待しています。12/5追記:この馬で超決戦!ディープにたまに勝ててます。安定的に勝てる訳ではないし、もう一回同じ配合したら爆死したので必ずとは言えないんですが、まぁもし良ければ参考にしてみて下さい。私のサブアカは才能が相当ショボいので、手厚く才能で補強できるプレイヤーさんなら高勝率も行けるかもしれません。
配合の紹介は以上です。正直目標に対し多少のやり過ぎ感は否めませんが、どうしても芦毛天皇賞春の目標が達成できないという方は、もし良ければやってみて下さい。キングズ完璧まででも勝てる可能性はありますが、どうせならダンス自家製完璧もやって自家製種牡馬の運用に慣れて欲しいというのが私の思いです。
芦毛天皇賞春の企画ですが、実はもう一つだけ、明らかにやり過ぎな感じの配合案があります。必要な種牡馬も大体揃ったんで、その内実施して記事にしたいなと思ってます。今サブアカでやってるのは、以前記事にしたステゴ配合のロブロイ版です。超決戦!オグリキャップに挑戦させてみたいと思ってやってるんですが、どうも間に合いそうにないです。まぁとにかくこちらも終わったら記事にまとめたいと思ってます。
初心者向けの記事なんですけど、大体これで書きたい事は書いてしまった感じなんですよね。あとは時々ちょっとした配合をやって、それを記事にするくらいかなと。もしもこんな記事が読みたいとかいうリクエストがあれば可能な限り応じたいので、声をお寄せ頂けるとありがたいです。