【音楽】名曲・名演セレクション その12 Verve / Gravity Grave (Extended Version)

 やっちまいました。きのこ帝国の新譜、初回限定版を買い逃しました。懐が苦しかったのと、多分暫くは売り切れないだろうという予測から買うのを先延ばしにしてたんですが、一昨日チェックしたらオンラインショップはどこも売り切れ。来週街に行くついでにCDショップを探して回ろうと思ってますが、厳しいだろうなぁ。あぁどうしよ。Amazonとかメルカリの転売野郎から買うのは、ムカつくからできれば避けたいんですよね。10/7追記:初回限定版ですが、web上で探し回って何とか定価で一点確保しました。私が買った所は、まだ私が買った上で在庫一個残ってるとの事でしたので、お求めの方は探してみて下さいませ。売り切れてたらごめんなさい。

 でさて、名曲・名演セレクションですが、前回からのgravity繋がりで今回はこの曲を。

 

  90年代の英を代表するロックバンドの一つ、Verve / The Verve(初期の彼らはThe抜きのバンド名でしたが、米のVerve Recordsからいちゃもんを付けられ、94年以降バンド名にTheが付きます)の3rdシングル。アルバムには収録されてませんでしたが、再発された1stアルバムのボックスセットには収録されてます。

 恐らく殆どの人々にとってのThe Verveのイメージと言えばBitter Sweet Symphonyなんかの王道ブリットポップだと思うんですが、初期の彼らは音楽シーンの異端児、音楽性も発言もブッ飛んだサイケデリックでマッドな野郎達でした。で、この曲がそのサイケデリック期を代表する一曲ですね。この果てしなく吸い込まれていくような感覚が堪らないです。所謂サイケデリックな音楽の楽しみ方が分からないという方もいらっしゃるかもしれませんですが、酒飲みながら聴いたらとても気持ち良いですよ。まぁ酒飲みながら聴いたら、大抵どんな音楽も楽しいですけどね。

 あと上にも書きましたが、数年前に90年代の彼らのアルバム三枚がリマスターされ、B面曲やライブも追加収録したボックスセットで輸入盤のみですが再発されてます(Urban Hymnsだけは簡略版が日本版で出てますね)。リマスター、元々そんな悪い音質じゃなかったので激変とかはありませんが、なかなか良い仕上がりだと思いますよ。例えばドラムの音がハイパーな感じになっててカッコいいです。