【ウマ娘】『シンデレラグレイ』のジャパンカップ編、新たに登場した海外ウマ娘の鑑別を進める

 今週号の登場順で行きます。あと自信が無いの多いです。間違ってたらゴメンよ。

 

・フルムーンルナシー→ムーンマッドネス (Moon Madness)

 英のGⅠ2勝馬セントレジャーサンクルー大賞を勝利。セイウンスカイの父であるシェリフズスターの半兄 (母が同じで父が違う) で、このムーンマッドネスも引退後日本に種牡馬として輸入されています。まぁ、あまり芳しい産駒成績ではなかったようです。

・ミシェルマイベイビー→マイビッグボーイ (My Big Boy)

 '88年のジャパンカップに参戦した米国馬は4頭いたんですが、名前的にこれだろうと判断しました。遅咲きのセン馬で、'88年にバーナードバルークHという9ハロンのGⅠを5歳にしてGⅠ初勝利。'88年は他にも複数回GⅠで上位になっており、馬のキャリア的にはピークの1年だったのかなと思います。

・エラズリープライド→ボーンクラッシャー (Bonecrusher)

 EllerslieというのはEllerslie Racecourse、ニュージーランドの競馬場の事ですかね。モデル馬と予想されるBonecrusherはここで開催されるニュージーランドダービーなど勝利しているという事でこのネーミングなのかなと考えます。Bonecrusherはニュージーランド出身のセン馬。9つのGⅠを勝利しニュージーランド馬で初めて獲得賞金が100万NZドルを突破した、同国競馬史に残る名馬との事。'82年生まれなんで来日時6歳ですね。そういやセン馬は耳飾り普通に右側なんですね。

・オベイユアマスター→ペイザバトラー  (Pay the Butler)

 '84年米国生まれの牡馬。フランスでデビューするもあまり芳しい成績を上げられず4歳時に米国に戻ると、帰国初戦のGⅡで重賞初勝利、更にマンノウォーS含めGⅠで2着2回。という事で一流馬とは言えないけど最近上り調子の穴を開けそうな馬という感じだったのかな。ペイザバトラーも引退後日本で種牡馬になりましたが、残念ながら1世代のみ残し早逝しております。

・トニビアンカトニービン (Tony Bin)

 皆様お馴染みの日本で種牡馬になったトニービンですが、競走馬としてのキャリアを確認しておきますと、主な勝ち鞍は'88年の凱旋門賞、'87、'88年のミラノ大賞、'87年のジョッキークラブ大賞などGⅠを6勝。特に凱旋門賞はイタリア調教馬として27年振りの勝利でした。社台ファームが引退後に種牡馬として購入する事が決定しており、ジャパンカップの参戦は一種の顔見世的な出走でした (昔からあり今も結構ある出走パターンです) 。この'88年ジャパンカップが引退レースになります。