【音楽】名曲・名演セレクション その147 椎名林檎 / ギブス

 東北・関東の地震、かなり揺れ大きかったみたいですね。被災地の皆様はくれぐれもお気を付けて。

 

 椎名林檎の5thシングル。2ndアルバム“勝訴ストリップ”他収録。物凄くどうでも良いですけど、医学用語としてはギ‘プ’スと書くのが現在一般的なようです。

 椎名林檎は福岡県出身のSSW。バンド東京事変のシンガーとしても活動されています。芸名の林檎は、元々バンド活動を始めたのがドラマーとしてであり、Ringo Starrに因んで付けた、また子供のの頃よく照れて赤面していた事から名乗ったとの事。音楽性としては単なる洋楽オルタナティブロックの輸入ではなく、日本の歌謡曲やジャズ、シャンソンなど様々な影響と溶け合った独自の世界観が特筆すべきものでしょうか。…正直私そんな椎名林檎のファンじゃないんですよね。ただこの曲はとても好きです。西川進の発振ギター、名演ですよね。ハルヒの‘God Knows’とかも弾かれている有名なセッションギタリストです。この曲のプレイはZ.VexのFuzz Factoryを使ったらしいですが。またこの‘ギブス’はアレンジを手掛けた亀田誠治も大層気に入っており、何でも自分の葬儀ではこの曲を掛けて欲しいという希望だそうです。

 それと一応書いておきますが、歌詞に出てくるカートとコートニーってのは、NirvanaKurt Cobainとその妻であるHoleのCourtney Loveですね。別に椎名林檎Nirvanaの大ファンという訳では無く、この曲を書いた17歳当時付き合っていた彼氏の影響だそうです。という事でグランジな楽曲な訳ですが、MVも一部Nirvanaの‘Heart-Shaped Box’からモチーフ拝借したものになってます。参考資料として下のビデオをどうぞ。