【音楽】名曲・名演セレクション その154 Foo Fighters / Everlong

 Foo Fightersの6thシングル。2ndアルバム“The Colour and the Shape”他収録。

 Foo Fightersは、NirvanaのドラマーだったDave GrohlがKurt Cobainの死後に自身がギター・ヴォーカルとなって結成したバンドです。元々ドラマー業の傍ら自身が歌う事にも興味があったみたいで、Nirvana時代にも自信が作詞・作曲・ヴォーカルを務めた‘Marigold’をB面曲で発表してました。でKurtの死後に以前から書き溜めていた曲群を作品として発表しようと考え、始めたのがFoo Fightersですね。ドラマーがヴォーカルに転身、あまり無いケースですけど(他はGenesisPhil Collinsくらいですかね?)バンドは大成功、通算2000万枚以上のセールスと複数回のグラミー受賞など達成しております。音楽性としては、ポスト・グランジ、ハード、オルタナティブって感じでしょうか。…正直あんまファンじゃないんで分からないんですが。

 でこの‘Everlong’、Foo Fightersの楽曲でも屈指の人気を誇るようで、2013年にRolling StoneがFoo Fightersの楽曲人気投票を行いそこで1位にこの曲がなっているそうです。何でもドロップDのチューニングのギターでSonic Youthっぽい感じのギターを弾いてたら、SYの楽曲‘Schizophrenia’っぽいヴァイブが出たので、これは良いぞという事で曲に仕上げたもののようです。…正直Sonic Youthっぽさって私にはイマイチ分かりませんが。開放弦や9thコードを交えたリフなんかは、Nirvanaの先に進んでるなって感じはありますね。元ネタがあるのかよく分かりませんが、全体的にとてもオルタナティブな指板遣いだなというのがtabを見た印象です。