【雑記】2020年、年の暮れの御挨拶【ロマサガRS】【競馬】【音楽】

 余りにも特殊だったこの一年の最後、駄目を押すように大寒波が到来しておりますが、皆様安全に過ごされていらっしゃるでしょうか。雪の降る地域にお住いの皆様はくれぐれもお気を付け下さい。私の生活においても色々と新型コロナの影響はありましたが、幸い周囲の人々の尽力のおかげで大きな滞りはありませんでした。進級の為に必要な試験も何とか突破し、年明けからはまた新たなステージに進む予定となっております。とは言っても私の地元でも新型コロナの第三波は猛威を奮っており、その先行き次第では今後の予定が大きく狂う事もあるかもしれません。もしこのブログの更新に影響がありそうな場合は、また改めてお知らせさせて頂きます。

 このブログの一年を振り返ると、三月にダビマスのプレイを止めて、以降ブログのメインをダビマスから他のコンテンツに移行させる事を目指してきたのですが、少なくともPVの観点においてはあまり上手く行かなかったというのが正直なところです。今、ゲーム攻略ではロマサガRSの記事をポストしているのですが、他の攻略サイトやブログなどの層が厚くて、なかなかこのブログの強みのようなものは出せてないのかなと思ってます。一番良いのは、そこを見れば最新の攻略情報が一まとめに確認できるようなサイトだと思ってるんですが、それは正直私のブログ記事執筆に費やせる時間を考えると厳しくて。それなら何とかニッチなところを突いていきたいのですが、生憎私のゲーム攻略能力も情報分析能力も大した事無くて。どうしたもんかなぁ…と、私は年の暮れに何でこんなネガティブな記事書いてるんだって感じですが、来年以降も試行錯誤しつつロマサガRSの記事アップしていくつもりですので、宜しくお願い致します。あと来年はウマ娘ゲームの記事もアップしていくつもりです。間違いなく攻略情報は大手wikiなんかが手厚い事になると思うので、このブログではキャラ愛を押し出すような記事がアップできれば良いかなとか思ってます。ロブロイちゃん推しは私が貰った!

 

 ここからはこのブログ流に、色々なコンテンツを取り上げて2020年を振り返ってみたいと思います。

 

 

 

  • 管理人が今年重宝したロマサガRSのスタイル4選

 斬、打、突、術師の4カテゴリーから選んでみました。あと予め書いておきますが、かなりベタなチョイスだと思います。

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 斬が一番選ぶのに迷いましたが、一番‘重宝’したというお題(自分が決めたのですが)ならばという事で佐賀アセルスにしました。まぁ正直、佐賀ブーケと共に一番入手に苦労(地獄の260連)したスタイルだったので、活躍してくれたと思わないと辛いというのもあります。というのは冗談半分ですが、エンヤーヨイサーの開幕斬A全体、ミラージュステップ継承を連打可能、神速三段突きによる単体斬突継続火力、素早さが高いので周回や決戦島で使いやすいなど、色々なシチュエーションで活躍してくれました。来年はSF1リマスターの発売予定ですが、果してアセルスの本体更新はあるのかどうか?次点としては、ビューネイ、最終皇帝(男)と(女)辺りですね。

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 打部門はにんげんおんなです。こいつも入手にはかなり苦労したんですが、思いの他クソ強くて、取っといて良かったなと思ってます。昨日記事にしたかみ殺しのパーティにも入ってましたね。何がヤバいかと言うと、アビリティのカラフルソウルですね。攻撃命中時に中確率で発生なので運の作用するところは大きいんですが、上手く行くと腕力と素早さのバフがガンガン蓄積していきます。すると聖王が歌ってる訳でもないのに攻撃避けまくって、エースインザグラスのダメージがビビるくらい大きくなります。あと普段使いではマッハドリフトも便利ですね。2T以降も継続的に打てる全体技があれば最高なんですが、それはちょっと望み過ぎかな。次点はハロウィンアザミです。単体アタッカーとしても高性能ですが、練気掌+を継承する事による全体攻撃特化仕様が、アビリティや素早さの高さとかみ合っててとても良い感じです。

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 突部門はベタベタだと思いますが、聖王です。何と言っても勝利の詩ですね。私もRomancing攻略などでとてもお世話になりました。普段使いで突陽アタッカーとしても優秀なのも、腐らなくてとても良いです。UDX聖王、手に入れる事によって劇的に良くなるという感じではありませんが、ほんの少しは確実にプラスがある、そしてそのプラスを取りこぼしたくないなら、確保するしかないかなと思います。次点はコーデリアですね。どのスタイルがというより、クリスマススタイルと学園スタイルを状況において使い分けられるのが便利でした。あと、UDXクローディアとフォルネウスが…欲しかった…。

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  術師もベタベタですが、ジョーにしました。フランベソルベがとにかくクソ便利です。専用のSS杖を与えられ、2周年で登場した新スタイルはジョーのここを補強したいというところを完璧にカバーするスタイルで、更には玄竜というベストパートナーまで与えられ、正にこれぞ主役待遇という感じです(本当の主役はポルカらしいですが)。UDX聖王と新ジョーだったら、新ジョーの方が優先かなと思います。とにかく聖王とジョー(とあと新白薔薇)は絶対持っておいた方が良いですよ。

 

  • 2020年、管理人が選ぶJRAのGⅠベストレース3選

  コロナ禍の中でも競馬が止まらなかった事への感謝の意を込めて、今年のJRAのGⅠで特に観応えのあったもの3つを選んでみました。

  無敗で前年の朝日杯FSを制したサリオスと、同じく無敗で前年のホープフルSを制したコントレイルが、お互いの距離適性が重なり合う条件で直接対決し(今思えばサリオスにダービーは長かったかなと)、で最後の直線でガチンコの叩き合いを演じるという、漫画のようなレースでした。サリオスとコントレイルの同期対決はまたあるのかどうなのか。あるとしたら、大阪杯とかの2000mかなと思いますが。

  このマイルCS、能力的にはグランアレグリアが一頭図抜けているのは戦前から明らかでしたが、そのグランアレグリアを封殺しようと包囲網を築いてくるライバルジョッキーたちの巧みな騎乗、そして最後にようやく包囲網が緩むや豪脚で勝利をかっさらっていったグランアレグリアの異次元っぷりと、競馬初心者にも分かりやすく観応えのあるレースだったんでないかと思います。グランアレグリアも海外GⅠ狙えるくらい強いと思いますが、まぁコロナが今後どうなるか次第ですかね。

  まぁこれは選びますよね。無敗の3歳三冠馬二頭と国内馬GⅠ最多勝を更新したばかりの三冠馬の先輩、計三頭の三冠馬が対決するという、100年に一度のレースと書いて過言の無いものだったと思います。キセキの大逃げがレースを一層面白くしてるんですよね。陣営的にはやりたい競馬ではなかったかもしれませんが。アーモンドアイはこのレースを最後に引退してしまいましたが、コントレイルとデアリングタクトの再対決はきっと今後あるでしょう。私はデアリングタクトのリベンジも十分あり得ると思ってます。

 

  • 今年特に良かった音楽アルバム4選

  今年買った新譜(含EP)は邦楽8枚、洋楽15枚でした。まぁこんなもんですかね。でそれらを集めて聴き返してたら、あれもやっぱ良いかもこっちも捨てがたいと悩みエンドレス状態に陥りかけたんですが、そんなんじゃ年明けても記事書き終わらないので、取りあえず現時点での結論という事で、邦楽2枚と洋楽2枚を挙げます。やっぱ良いなと思うアルバムがあったら後日別の記事で補完します。

3020

3020

  • アーティスト:SuiseiNoboAz
  • 発売日: 2020/12/09
  • メディア: CD
 

  SuiseiNoboAzの5thアルバム。‘3020’と‘それから’、そしてその2つを繋ぐ楽曲で構成された、千年間の旅路を描くSFコンセプトアルバム。サウンド的にはハードコアテイストは控え目で、高野メルドーによる流麗な鍵盤の音が各所でフィーチャーされているのが特徴でしょうか。Flying LotusJ Dilla辺りのビートミュージックをターゲットに見据えつつもそれらとは一味違った、抜け感のある軽やかなサウンドが物語を彩ります。アンサンブルが瓦解しないか聴いててこっちが不安になるようなアレンジをしっかりライブでも成立させる(この前の配信ライブでもちゃんと大丈夫でした)各メンバーの演奏能力も見事。私的には2020年で一番に思い出すのはこのアルバムになりそうです。

  美しく2020年を切り取った歌詞、旋律が喚起するエモーション。完璧でしょう。

彩脳 (初回生産限定盤)(特典なし) 限定版

彩脳 (初回生産限定盤)(特典なし) 限定版

 

  TK from 凛として時雨の4thアルバム。全13曲61分というボリュームはTK関係のオリジナルアルバムでは過去最大ですね。正直私はTK fromの前作と時雨の最新作はイマイチだったという認識なので、今作で立て直してきたなと言うのが感想ですね。既聴感を逃れつつ上手い事完成度も高くまとめている。歌詞に関しては正直相変わらず共感できないです。勝手に言ってろという感じ。まともに聴いてると正直ムカついてきます。聴き流すくらいで丁度良い。それとこれは多分に余計なお世話ですが、ギターサウンドをそろそろ抜本的に変えても良いんじゃないかなと思ってます。ひょっとしたらレコーディングでは色々ギター使ってるのかもしれませんが、アンプとかエフェクターの組み方とか、思い切って変えて良いでないかと。聴いてる私が飽き気味なくらいだから、プレイしてるTK本人はもっと飽きてるんじゃないかと思いますがね。こんだけボロクソ書いといて良かった作品に挙げるのは自分でも疑問ですけど、まぁ作曲やサウンドは良いと思います。

  こういうシンプルに急所を突いてくるようなギターソロはとても好みです。 

仮定形に関する注釈

仮定形に関する注釈

  • アーティスト:THE 1975
  • 発売日: 2020/05/22
  • メディア: CD
 

  The 1975の4thアルバムは22曲80分の大作となりました。元々は前作3rdとの姉妹作になるという話でしたが、そんな感じにはなりませんでしたね。ダブステップのビートからバンジョーまで溢れ出る音楽アイデアをとにかく形にしていたら作品が長大化していたという感じ。良く言えばアイデア豊か、悪く言えば取っ散らかっている。私はThe Beatlesの“White Album”とかそういう取っ散らかった作品も好きなので全然有りです。1曲、‘People’だけ強迫的ゴスパンクサウンドという感じですが、他の曲はポジティブなヴァイブが包んでいるのは前作以前から通底しているかと思います。80分ずっと集中して聴くのも辛いので本読んだりしながら聴いて、「あぁ良い音楽だ」と思う、そういう感じの作品かと。

  ‘The first time we went to Japan was the best thing that ever happened’だそうです。

A HERO'S DEATH

A HERO'S DEATH

  • アーティスト:FONTAINES D.C.
  • 発売日: 2020/07/31
  • メディア: CD
 

  アイルランド出身の5人組バンドの2nd。D.C.はDublin Cityの略だそうです。基本としてはIceageやIdlesの系譜に連なる現代型ポストパンクなんですが、このFontaines D.C.の場合は若さ故の勢いなどよりサウンドデザインの巧みさで聴かせるという印象です。まず一番に耳に入るのがギターサウンドの良さですね。ベースとドラムが帯域空けてやってその開けた空間で2本のギターがとても良い音で鳴っている。多分シングルコイルギターのフロントPUだと思うんですが。私好きなんですよね。追記:やっぱフロントPU違うかも…自信無くなってきました。とにかくシングルコイルです。その一方でベースとドラムも決して死んでいない。特にベース、結構面白い事やってると思います。ライブの映像観た感じだとFenderの6弦ベースとか使ってるみたいです。演奏にアイデアを求めているベースマンは試しに聴いてみては。前作1stが高い評価を受けて2ndで調子に乗るのかと思いきや、こういう落ち着いた内省的な作品を仕上げてくる。その辺の腰が据わってるところもとても良いと思います。今後が楽しみなバンドです。

  サウンドデザインの巧みさ、こういうライブ音源だと分かりやすいんでないかと思います。

  次点としては、Fiona Apple / Fetch the Bolt Cutters、Run the Jewels / RTJ4の2つを挙げます。この2つは正直聴き込みが足りませんでしたね。年明けてからももうちょい聴いてみて、感想がまとまったら別の形で記事にしたいと思ってます。

 

 今、漫画雑誌で一番面白いのはヤングジャンプかなと思ってます。まぁ私が年食って嗜好が変わってきてるのもあると思いますが。という訳で今年の記事では面白かった漫画をヤンジャン縛りで選んでみました。

[第1話] ウマ娘 シンデレラグレイ - 漫画/久住太陽 脚本/杉浦理史 漫画企画構成/伊藤隼之介 (原作:Cygames) | となりのヤングジャンプ

 私が正直ウマ娘というコンテンツを好き過ぎて客観的に評価できてるか怪しいのですが、それにしてもこの漫画は面白いと思います。元々とてもドラマチックだったオグリキャップの馬生の、ウマ娘化することによって生じた大きな余白をとても上手く料理されているなという印象です。別の記事で以前書きましたが、オグリのクラシック出れない問題の扱いなんか、まさにそんな感じですよね。新規登場のウマ娘達も皆とても良いですね。ウマ娘2期のアニメ放映直前に気が早いかとは思いますが、この『シンデレラグレイ』もアニメ化しないですかね。マーチとの衝突とか、アニメで観てみたいなぁ。

[第1話] 【推しの子】 - 赤坂アカ×横槍メンゴ | となりのヤングジャンプ

 『かぐや様は告らせたい』の赤坂アカとエッチな美少女漫画でその筋には高く評価されていた横槍メンゴ(ただしこの【推しの子】はエッチなの無しです)が組むという、正にヤンジャンの黄金タッグと呼べるんでないかと思います。産婦人科医が自分の推しのアイドルの担当医になり、更に殺されてその腹の中の子供に転生するという、転生ものというなろう系のベタな題材ながらも捻りを加えまくる事でオリジナリティを示すという、流石『かぐや様』の作者という感じですね。『かぐや様』の白銀は色々策を講じつつも王道を目指す主人公ですが、一方【推しの子】の主人公アクアは邪道どんと来い、寧ろ邪道しか用いないダークヒーローの趣があります。でそれがまたカッコいい。

[第1話] 可愛そうにね、元気くん - 古宮海 | となりのヤングジャンプ

 この年末で連載終了しちゃいましたが、面白‘かった’というお題なので挙げます。高校生による様式美的なSMを描いた作品としては『ナナとカオル』がありましたが、この『可愛そうにね、元気くん』は純粋な嗜虐衝動と被虐衝動を描くという事で…重いわ!重過ぎる!もう後半なんか他にも色々性癖が絡まってグチャグチャでした。まぁ青年誌ならではという感じでしたね。色々とカルマを抱えた若者、大人の皆様には刺さる作品でないかと思います。

 それ以外の面白かったものとしては、今年はジャンプ+もよく見ましたね。ベタですけど『SPY×FAMILY』とか『姫様“拷問”の時間です』とか。あとマガポケの『メイドの岸さん』も良いですね。

 

 他にも記事のアイデアはあったのですが、もう紅白も始まろうかという時間なのでこの辺で止めておきます。それでは皆様、良いお年を。