【音楽】名曲・名演セレクション その253 植松伸夫 / 仲間を求めて

 今日は、先日発売されたSwitch版、PS4版のピクセルリマスターが好評らしい『Final Fantasy Ⅵ』のゲーム音楽です。ピクセルリマスター版の音源も良いんですけどOfficially Licensedなものが見当たらないのでオリジナル版です。これはこれで味がありますよね。

 

 “FINAL FANTASY VI Original Soundtrack” より。ゲーム内では、崩壊後の世界、飛空艇入手後のフィールド音楽ですね。世界崩壊にあたってバラバラになった仲間を探して世界を回るんで ‘仲間を求めて’。

 植松伸夫は日本のゲーム音楽家。一般的な知名度という意味では堀井雄二の方があるかもしれませんが、ゲーム音楽ファン、特にスクウェア作品のファンからは熱い支持のある方です。手掛けた作品ですが、メチャ多いんでこちら御覧下さい。

植松伸夫 - Wikipedia

  やっぱり何と言ってもFinal Fantasyシリーズですかね。専門的な音楽教育は受けられてないそうですが、軽快な ‘チョコボのテーマ’ からオーケストラ風大作 ‘妖星乱舞’ まで間口の広い作風は氏のストロングポイントの一つかと思います。音楽的バックボーンはプログレらしいです。ビッグブリッヂの死闘‘’ なんかは確かにプログレですね。氏のもう一つのストロングポイント、美しい旋律が光ってるのが今回選んだ ‘仲間を求めて’ ですね。音色のチョイスも含めて、切なさ炸裂みたいな感じが堪らないです。個人的にはベストゲーム音楽の中に、先日記事にした『ロマンシング・サガ 2』の ‘七英雄バトル’、または『タクティクス・オウガ』の ‘Theme of Black Knight’ 辺りと共に入ってくる楽曲です。