【音楽】名曲・名演セレクション その103 はっぴいえんど / 風をあつめて

 今日の定期更新は、アルバムが今度再発されるらしいという事で、はっぴぃえんどです(別に大して特筆すべきリリースでは無いんですが。マスターも旧盤のものらしいし)

 


【高音質】はっぴいえんど 風をあつめて

 はっぴいえんどの2ndアルバム、風街ろまんの3曲目。

 当時の音楽シーンにおけるはっぴいえんどの位置付けとか、はっぴいえんどから連なる音楽的系譜とか、私が足りない知識でウダウダ書くより、分かり易く解説して下さる動画を見つけたので、そちら御覧下さい。


日本ロック史解説vol.2 日本語ロック論争とはっぴいえんどの登場

 何かまぁ、こういうロック史観には異論もあるみたいですけどね。例えばwikipediaはっぴいえんどのページとかその辺が長々と書いてあるので、気になる方は読んでみて下さい。と、流石にこれだけで記事終わらせるのもアレなので、少しはプラスして書きます。この「風をあつめて」はVo. 細野晴臣ですね。ネット検索して裏付ける記事を見つけられなかったのでちょっとあやふやなんですけど、確か細野さんは昔自分の声の低いところがあまりお好きじゃなかったんですよね。だからこの曲の録音も声の低域をカットした風になっている。今の細野さんはその辺のコンプレックスも克服して、味わい深いバリトンヴォイスを聴かせてくれますが。後はこの曲だけでなくアルバム全体の話ですが、松本隆による歌詞ですね。米西海岸の影響を受けたサウンドに詩情豊かな日本語の歌を載せた完成度の高いアルバムが日本語ロック論争を終わらせたというのも、とても説得力を感じる話ではあります。実際どうだったのかとか突っ込まれたらどうなんでしょうって感じでもありますが。