今回は再結成Oasisの公演でサポート・アクトを務めていたRichard Ashcroftです。
Richard Ashcroftの4thシングル。2ndアルバム “Human Conditions” 収録。
Richard Ashcroftは英Wigan出身のSSW。1989年に結成したThe Verveが1999年に解散した後にソロ活動を開始しています。音楽性としてはアコギ1本弾き語りを基軸としながらThe Verve “Urban Hymns” からの流れを継続した優雅なオーケストレーションの要素、次第にブラック・ミュージック的要素が強くなっていくという感じですね。この2ndの頃はまだそこまでブラック・ミュージック的要素は強くないかな。左右にパンニングするギターはBlur ‘Tender’ のCornelius Remixの影響を感じたりもしますが。あとRichardと言えばOasisのGallagher兄弟との盟友関係ですね。元々はThe Verveの全英ツアーの前座を当時まだ売れてなかったOasisが務めた事から始まった関係なのですが、破天荒同士気が合ったらしく、以降お互いの作品に参加するなどコラボレーションを続けています。特に有名なのがOasisの楽曲 ‘Cast No Shadow’ ですね。これは当時The Verveを解散して失意のどん底にいたRichardを励ますために書かれた楽曲らしい。Richardはいたく感動したとの事。そういうGallagher兄弟とRIchardの歴史を知っていると、今回Oasisが前座にRichardを起用したのは、至極納得感があるのですね。