【音楽】名曲・名演セレクション その98 Lou Reed / NYC man

 今クール、観たい新作アニメは2本の管理人です、皆様こんにちわ。前クール9本とかあったのは一体何だったのか。まぁ継続もいくつかあるみたいだし、そんな退屈はしなさそうです。ところで昨日このブログへのアクセスが急伸したんですけど、ひょっとしてどこかで晒されたりしました?

 

 新年最初の定期更新ですが、今年期待のアルバムみたいなのはもう昨年末にやってしまったし、普通に行きます。

 

 1996年発表のLou Reed18枚目のソロアルバム、Set the Twilight Reelingの2曲目。

 Lou ReedというとやはりThe Velvet Undergroundの頃や70年代のTransformerの頃が最も聴かれてるんでしょうか。それらも勿論良いんですが、ソロ後期のLou Reedも良いんですよ(中期も良いんですけどね)。後期というと89年作New York以降を指すかと思うんですが、その頃からの特徴としてギターサウンドへの拘りの高まりが挙げられます。最新の高級ギターアンプ使ったりとか、Pete CornishっていうPaul McCartneyやらDavid Gilmourやらとの仕事も手掛けるギター周辺機材の大物エンジニアみたいな人がいるんですが、その人のお得意様にLouもなったりですね。この音源もめっちゃHi-Fiなギターサウンドをお聴き頂けるんでないかと思います。演奏面では、後期のLouの右腕となっていたのがMike Rathkeですね。あまり派手に目立つタイプのミュージシャンではないですが、上手くLouを立てていたんでないかと思います。私は結構好きなんですよね。後期のLouは基本として82年作The Blue Maskの頃の演奏を更に成熟させたようなスタイルを取りつつも、適宜ブラスサウンドなども取り入れて大人のロックを鳴らしていました。後は詩作についても語るべきことは多いんでしょうが、私ではちょっと力不足ですね。すみません。まぁ私なんかはLouの声聴いてるだけで満足です。