【音楽】名曲・名演セレクション その80 Simon & Garfunkel / Scaborough Fair, Canticle

 低気圧で頭が痛い管理人です、皆様こんばんわ。すいません、今日はいつもにもまして文章を練る気力が湧かないです。乱雑な文章になりますがご寛恕願いたい。つか何か喉もモヤモヤするんですよね。まさか風邪なのか。

 ところでThe 1975の新曲がバズってますね。確かにあぁいう路線は想定外だった。TwitterでBauhausや初期Swansとのサウンドの近似を指摘してる人を見て、Swansは知らんけどBauhausは成程分かるかもと思った次第。3rdアルバムにもギターがCeremonyな曲ありましたし、その辺の音楽が好きなんですかね。

 

 今日の名曲・名演セレクションはこれまでのタイトル表記の不味さを突き付ける一曲です。うーん、ここまで考えてなかった…。

 


Simon & Garfunkel - Scarborough Fair/Canticle (Audio)

 Simon & Garfunkelの3rdアルバム、Parsley, Sage, Rosemary and Thymeの1曲目。映画『卒業』のサウンドトラックにも収録。

 Simon & Garfunkelは60年代後半米のフォークシーンを代表するユニット。小学校以来の親友であるPaul SimonArt Garfunkelの二人で結成。何と言っても二人のヴォーカルの美しいハーモニーですね。ロック・ポップスの範疇では私には類例が思いつかない。あと反戦の時代の空気を捉えた歌詞であるとかPaul Simonのギターワークも聴きどころ。ギター、この曲もそんな難しくない(と思う)けどなかなか面白い事してるんですよ。他にもかなりの技巧を聞かせてくれる曲とかあるし、指弾きを学びたいギタリストには良い教材じゃないかと思います。

 でこの曲ですけど、英の伝統的バラッドであるScarborough FairにPaul Simonの作った詩The Side of a Hillを対位法的に重ねたものになってます。Simon & Garfunkelはこのように伝統歌から題を取るってのを結構やってまして、アンデス民謡El Condor Pasaにオリジナルの歌を乗せて発表なんてのも後にやってます。あとついでにこの曲の歌詞とtabも折角調べたんで貼っておきます。良かったら弾き語りに挑戦すると良いよ!

Scarborough Fair/Canticle | The Paul Simon Official Site

https://tabs.ultimate-guitar.com/tab/simon_garfunkel/scarborough_fair_tabs_20229

 ところで紹介の最初に書いた映画『卒業』ってアレですよね、人妻と不倫して挙句その娘の結婚式に乱入してさらうっていう伝説的筋書きの。まだ私観た事無いんですよね。荒々しい筋書きとSimon & Garfunkelの静謐な楽曲との組み合わせって想像ができないんですが。一度は観てみたいですね。