【競馬】JRA-VAN POG'24 私はこの10頭で行きます

 という事で新たにPOGの記事です。2年前にJRA-VANPOGを始めまして今年で3年目なんですけど、どういう事を考えて指名馬を選んだかの記録を残しとけば面白くならないかな、とか後々の勉強になるかな、とかそういう動機です。まずは過去2回の指名馬をザッと振り返ります。

 

 まず1年目ですね。正直POGやるにあたっての準備ができてなくて、金曜に週末の新馬戦の出走馬一覧を見て、良さげな馬を順次追加していくって感じでやってました。そのお陰で「あの子いつデビューするんだろ…」とかそういうハラハラは無かったんですけど、直前まで見極めた割にはイマイチやな、と。ただドゥラエレーデの活躍は嬉しかったですね。海外の賞金はこのPOGではノーカンなんですけど。

 

 2年目はPOG赤本のグラビアページでピンと来た馬体の子の血統を調べて…って感じで選びました。ただデビュー年明けの子も多くて、そこはハラハラしました。ダービーに2頭出てくれたのは嬉しかったですね。特にシンエンペラー。ロマン枠指名だったんですけど、日本の競馬にもしっかり順応してくれて、流石矢作先生の相馬眼やな、と。凱旋門賞も楽しみにしてます。

 

 で以下3年目今年の指名馬を1頭ずつ御紹介していくんですが、今年はPOG赤本をもうちょい読み込んでから選びました。あと基本的には種牡馬はなるだけバラけるようにしてます。厩舎は敢えて福永厩舎多めで行きました。あんま同厩舎の路線被りは微妙かなとも思ってるんですが。

 

db.netkeiba.com まずは新種牡馬サートゥルナーリア産駒から。サートゥル産駒牡馬は色々検討したんですが、この母ハープスターの子が一番馬体が好みだな、と。マイルよりもうちょい長め、皐月賞は行けるんでないかと思ってます。池添学厩舎。

 

db.netkeiba.com 同じく新種牡馬アドマイヤマーズの産駒から。藤田晋オーナーで武幸四郎厩舎。母父Havana Goldは仏のマイルGⅠ勝ち馬。つう事でマイル血統すね。朝日杯とNHKマイルカップ勝って欲しいなという指名。馬名はEminem絡みの由来らしい。

 

db.netkeiba.com 同じく海外ですけど新種牡馬であるSottsassの産駒から。全弟であるシンエンペラーが日本競馬で活躍してるんで、Sottsassの産駒も日本競馬で活躍するんじゃね!?という雑な類推。持ち込み馬みたいすね。母はどういう戦績か分からないんだけど、血統的には欧州中距離になるんかな。まぁロマン枠すね。名前もナイス。美浦の村田厩舎。

 

 次から福永厩舎3連続、行きます。開業後の成績からも名調教師になる予感がひしひしと感じられるし、馬主さん達も御祝儀的に良い馬沢山預けてるし…つう事で多めに選んでみました。まぁチャレンジングでありますが。

db.netkeiba.com  まずは福永厩舎から初のデビュー組におけるエース候補になるのかな。セレクトセールで3億1,900万円の高額取引馬です。父キタサンブラック、母アイムオールレディセクシー は北米の重賞勝ち馬。「スピード色が濃くなってきてるけど距離はもたせたい」との事。正に調教師の腕の見せどころでは。

 

db.netkeiba.com 馬主は金子真人HD、父ドゥラメンテの最終世代であり、母リリサイドつう事でリスグラシューの半弟。タイトルホルダーの例なんかから、ドゥラメンテは欧州クラシック血統を持つ母との相性が良いのかなと考えて、去年はミスタージーティーを指名したんですが。このネブラディスクも広い意味では同じような血統と言えますかね。にしても名前カッケェ。「ドイツで発見された人類最古の天文盤」らしい。

 

db.netkeiba.com こちらはサンデーの所有馬。父キズナ、母コーステッド。という事でダノンベルーガやボンドガールの半妹。JRA-VAN POG上でも人気高いみたいですね。脚長のキレイな身体で、これから成長してどういう風に肉が付いて行くのかが楽しみなところ。

 

db.netkeiba.com ドゥラメンテ牝馬は母サロミナのサリーチェも凄く良いなと思ったんだけど、こっちの母メジロツボネのラルガメンテを結局選びました。グローリーヴェイズの半妹ですね。ドゥラメンテとの子は初めてだけど、父ロードカナロアの子が3勝クラスまで行ってるので、ザクッとキングカメハメハ種牡馬との相性はそんな悪くないのかもしれない。牝馬ながら馬体がバッキバキでカッコいいです。美浦の尾関厩舎。

 

db.netkeiba.com 父リアルスティール、母ダストアンドダイヤモンズ。つう事でドウデュースの半弟。母の繁殖成績からすると、父次第ではダートを走る産駒を出すって感じですかね。ダート路線に進むのならそれはそれで、という指名。栗東の友道厩舎。

 

db.netkeiba.com ブリックスアンドモルタル産駒も複数検討したんですが、ゴンバデカーブースの成功例がある母父ディープインパクトの血統に結局しました。母マルセリーナ。ラストドラフトやヒートオンビートが半兄ですね。小柄だけど俊敏な動きを見せていて、その辺は桜花賞馬である母と似ているらしい。栗東の中内田厩舎。

 

db.netkeiba.com ラスト。完全なロマン枠です。ウオッカ×Sea The Stars×ロードカナロアという血統。父ロードカナロアが良い方に出て、これまで雄大過ぎて器用さに欠けるところがあったウオッカの子孫がこの馬では良いサイズ感にまとまっている、という現時点での評価。そろそろウオッカの牝系から大物出てもいい気はしてます。去年ダスカの子指名してあんま上手く行かなかったんでリベンジでもあります。

 

 今後の更新予定ですが、ホープフル終わったあたりで中間報告の記事書きたいですね。年末は時間あると思うので。毎週のレース出走なんかは、Xアカウント @mumeiken3ren の方で週末につぶやいてます。

追記:迷ったけど結局入れなかった馬の名前ももうちょい記録しておいた方が面白いかもしれませんね。アロンズロッドは考えましたけど、未知数の部分が大き過ぎて外しました。これでダービー勝ったりしたら素直に降参ですね。エリキングは最終候補でしたけど、全体のバランスとか色々考えて同じキズナ産駒のスティレセイルを優先しました。オルフェのファンとしては産駒のグレインワーク入れようかとも思ったんですけど、やっぱPOG期間では難しいところあるのかなぁ、と。一口だったら息の長い活躍してくれて面白いかもしれないですけど。あと新種牡馬だったらナダル、フィエールマン辺りは考えましたけど、ピンと来る産駒がいなかったつう感じですね。