【音楽】名曲・名演セレクション その255 篠原涼子 with t.komuro / 恋しさと せつなさと 心強さと

 今回は、一昨日発売された『ストリートファイター6』の日本版テーマソング…のオリジナル版です。こちらは1994年の映画『ストリートファイターII MOVIE』の主題歌でした。

 

 1994年発表、篠原涼子のソロ4thシングル。日本の女性歌手で初めてCDシングル売上200万枚を突破した楽曲です。アルバム “Lady Generation 〜淑女の世代〜” 他収録。

 篠原涼子は日本の歌手、女優。1989年、高校を中退し芸能界入りし、1990年、アイドルグループである東京パフォーマンスドールのオリジナルメンバーとしてデビュー。アイドル活動と並行して1991年末からフジテレビのバラエティ番組『ダウンタウンのごっつええ感じ』に出演するようになり、体当たりでお笑いに臨む姿勢が好評を博し知名度を高めた…らしいんですが、流石に私年齢一桁だったもんでちょっと憶えてないです。そういった様子を見ており、東京パフォーマンスドールにも楽曲を提供していた小室哲哉が上記のスト2映画への楽曲提供のオファーを受けるにあたり、篠原を起用。でスト2ゲームと映画の大ヒット (格ゲーブームの火付け役です) と共にこの楽曲も大ヒットした訳ですが、特筆すべきは当時の小室哲哉のヒットに対する嗅覚の凄まじさですね。こう言っちゃ何ですけど、篠原涼子ってプロの歌手としてはそんな飛び抜けて歌唱力がある訳では無いじゃないですか。ただまぁヴィジュアル含めて歌手としてのキャラが立ってるとは言えるのかな。そのキャラ性も加味しての起用つう感じでしょうか。因みにこの楽曲の歌詞は春麗をイメージして書いたらしいです。

 篠原涼子は今楽曲のヒット後も歌手活動を続けるも更なるヒットには恵まれず、やがて女優活動にシフトを移します。で去年から久しぶりに歌手として活動し、その第2弾としてリリースしたのが、最初に書いた 恋しさと せつなさと 心強さと 2023‘’ ですね。折角なんで貼りますか。

 こうやってオリジナル版と比べると、良い意味で変わってなくて驚きますね。寧ろ歌上手くなってるような。