【音楽】名曲・名演セレクション その196 Charles Dutoit conducts Orchestre symphonique de Montréal / Claude Debussy ‘Prélude à l'après-midi d'un faune’

 今回は久しぶりにクラシック、ドビュッシーの ‘牧神の午後への前奏曲’ です。この曲も以前紹介した ‘春の祭典’ 同様Nijinskyの振り付けによりバレエの演目となっているのですが、バレエの映像が誰が演奏してんだかよく分からないものしか見つけられなかったので、音のみとしました。この音源は私が昔買って気に入ってるCDのものです。名盤リストみたいなのにも載ってたんで、世間的評価もそんな悪くないと思います。

 

 

 Debussy及び本楽曲についてなんですが、YouTubeにそれらに関する素晴らしい解説動画が上がってるのでそちらご紹介します。解説者はDebussyを敬愛している事で有名な坂本龍一です。

 これらの動画はこちらの本の発売に関連して公開されたものですね。

 私も昔読んだんですが、面白かったです。Debussyへの理解を深めるには良い一冊かと思います。

 流石にこれだけで記事を終えるのもアレなので、指揮者についても簡単に。Charles Dutoitはスイス出身の指揮者。日本びいきであり、1996年にはNHK交響楽団の常任指揮者に就任し、現在も名誉音楽監督として定期公演の指揮をしている他、2021年にはセイジ・オザワ 松本フェスティバルで指揮するなど、日本のクラシックファンにも馴染みの深い指揮者…みたいですね。Orchestre symphonique de Montréal、モントリオール交響楽団については1977年に音楽監督に就任、その演奏と響きを鍛え上げ、「フランスのオーケストラよりもフランス的」と世界的な名声を獲得させています。なんか近年はセクハラ疑惑があったらしいんですが…よく分からないんで深く触れるのは止めときます。