日本ダービー(G1) 結果・払戻 | 2021年5月30日 東京11R レース情報(JRA) - netkeiba.com
前半1200mのラップが1:12.07に対し後半1200mが1:09.08という事で、極端な上がり勝負のダービーとなりました (前半のラップは一般的な2400mの前半としては精々多少遅いくらいですが、今日の府中の超高速馬場、そしてダービーのレースレベルだと超スローだったという事だと思います)。その超スロー展開を見て多数の騎手が早めに動いていく中、結局上位2頭は最後の直線までじっと脚を貯めた2頭だったという事で、まぁ騎手的には難しい競馬だったように思います。サトノレイナスとか、早めに動いたのがそんな悪かったとも思わないんですけどね。動かなかった (動けなかった?) 上位2頭も結構危ない橋を渡ってて、一歩間違えてれば進路が無くて着外の可能性もあったんでないかと。まぁそこで無理を通すのが騎手の腕なのかもしれませんが。
シャフリヤールはエイシンフラッシュを彷彿とさせるものがあると思ったら、エイシンと同じく藤原英昭厩舎なんですね。本当、脚を貯めて瞬発力勝負に秀でた馬を育てるのが得意なんですね。全兄アルアインはマイル~中距離を得意とする馬でしたが、果してシャフリヤールはどういうレースを選んでいくのか、また高速馬場での切れ味勝負以外の勝ち筋を広げていくのが今後の課題ですかね。やっぱダービー馬は強くあって欲しいんですよね。頑張って頂きたい。エフフォーリアはやっぱり早目に先頭に立って他馬の目標とされる展開は厳しかったですね。まだ見限るには早いでしょう。
オマケで去年の三冠馬のニュースを2本。
【残念なお知らせです】
— netkeiba (@netkeiba) 2021年5月30日
昨年の三冠馬 #コントレイル は「大阪杯の疲れが抜けず、万全の態勢で迎えられない」(矢作師)ため、目標にしていた宝塚記念を回避するとのこと。https://t.co/xLYTvQ8VyL
まぁ、しゃぁねぇですかね。じっくり英気を養って秋古馬三冠で復権を期待します。
先日、昨年の3冠牝馬デアリングタクトが、ステムセル(幹細胞)移植療法で右前肢の治療を行うことが発表された。
— 日刊ゲンダイ 競馬 (@gendai_keiba) 2021年5月29日
損傷を受けた生体機能に細胞等を用い、治癒進行を促進、復元させるもの。かつてカネヒキリが、この療法により08年JCDで右前浅屈腱炎から復活勝利を挙げた。#デアリングタクト pic.twitter.com/5DmHqx96LJ
なかなかお金のかかりそうな治療法ですが。他の記事によると復帰は早くて来年とかいう感じだったと思います。いばらの道でしょうけど、頑張ってもらいたいですね。