【ウマ娘】アニメ Season 2 第8話 参考レース

天皇賞(春)|1993年04月25日 | 競馬データベース - netkeiba.com

以下、ライスシャワーとは (ライスシャワーとは) [単語記事] - ニコニコ大百科より引用

翌年、ライスシャワー天皇賞(春)への挑戦を決める。そこには天皇賞(春)を二連覇中。骨折休養明けながら産経大阪杯(GII)を5馬身差のレコードで楽勝していたメジロマックイーンが出走を予定していた。

はっきり言って、メジロマックイーンは物凄く強い。ライスシャワー陣営は生半可な事ではマックイーンを負かせない事をよく理解していた。マックイーンを負かすため、ライスシャワー陣営はライスシャワーを徹底して鍛える事を決意する。その調教は壮絶なもので、様子を見た他の調教師からは「レースの前に馬が潰れるぞ!」とさえ忠告されたという。出走時、ライスシャワーは前走から12kg減の馬体だった。それは正に試合前のボクサーを思わせる究極の仕上がりで「もはや馬には見えなかった」と的場均騎手が述懐したほどだった。

レースは愛すべきバカメジロパーマーを先頭に、その直後にマックイーンが陣取るメジロ勢のペースで進んだ。ライスシャワーと的場騎手はこのマックイーンを徹底してマーク。背後に影の様に忍び寄った。直線入り口でメジロパーマーを交わし堂々と先頭に立つメジロマックイーン。そこへ外から黒い馬体が襲い掛かり、メジロ勢の2頭を一気に抜き去った。ライスシャワーである。身体を撓わせるような凄まじいフォームでライスシャワーは一着でゴール。メジロマックイーン春天三連覇の夢を打ち砕いたのだった。ゴールの瞬間、的場騎手はガッツポーズなどせず、左手でそっと愛馬の首を撫でた。

 ライスがマックイーンの斜め後ろを道中走っていますね。去年の菊花賞ルメール騎乗のアリストテレスがコントレイルに対して同じような位置取りだったのを御記憶の方もいらっしゃると思います。この斜め後ろのポジショニング、取られる方の馬にとっては レースへの集中を乱される嫌な位置取りなのだそうです。ライスとグラスワンダーの間にある「運命的な何か」というのは、2頭の主戦騎手だった的場均(現調教師)ですね。騎手時代はヒットマンなどと呼ばれ、特に強敵に対してのマーク戦法の騎乗スタイルで有名な方でした。

 

 以下はあった事だけアニメで語られたレースを簡単に御紹介。

阪神大賞典|1993年03月14日 | 競馬データベース - netkeiba.com

  メジロパーマーが驚異的な粘り腰で逃げ切り勝ち。ナイスネイチャは定位置の3着。ネイチャは産経大阪杯2着の後に骨折が発覚し、春は休養となります。

 

皐月賞|1993年04月18日 | 競馬データベース - netkeiba.com

 W:ウイニングチケットとB:ビワハヤヒデからはやや離された3番人気のN:ナリタタイシンが上がり3Fブッチギリ最速の末脚で差し切り勝ち。BNWの3強によるダービーへと進みます。

 

 [あらすじ]

第9話「ストップウオッチ」

日本ダービーでのBNWの強さに驚愕する<スピカ>の面々。

そんな中、宝塚記念でレースに復帰すべく準備に余念がないトウカイテイオーだが…。