久しぶりのダビマス配合記事です。最近は、距離適性の観点から種牡馬をチョイスして配合をやってました。元々着目した切っ掛けとしては、他の方がブログに距離適性について書いているのを拝見したからなんですが(直リンクするのは何となく気が引けるので止めておきます。読んでみたい方は、気合で色々なダビマスブログを探してみて下さい)。
ここで私なりに距離適性についてその効果を整理してみます。
①距離適性は馬のパフォーマンスの100%発揮に関わる
例えば距離適性がステイヤータイプの馬は、スピードがあってもスプリンターズSでいくらか能力が落ちるとかいう現象ですね。これは皆さん認めて下さるんでないかと思います。
②距離適性は馬のスピードスタミナのバランスに関わる
例えばサクラバクシンオーの産駒はスピードタイプが多くて、キングズベストの産駒はスタミナタイプが多いといった現象ですね。成立している配合も関わってくるんで判断が些か難しいですが、理論無しの場合前者のスピードタイプは観測しやすいんでないかと思います。
③距離適性は配合におけるスピード、スタミナの限界に関わる
問題はこれですね。私が読んだ記事の主眼はこれでして、私も確かに説得力を感じたんですが、反例が無い訳では無いんですよね。例えば最近の公式BC決勝で圧倒的一番人気だった馬にアウザール自家製(1800~2800m)とかモンテプリンス自家製(2000~3200m)らしき馬がいたんですが、これら長距離寄りの距離適性の馬が公式BC決勝で特に一番左の◎を取れるのが、距離適性からは説明できない。あと最近twitterでスピスタ共に125越えという凄まじい馬が紹介されているけど、その馬も1600~2400mとめっちゃ普通の距離適性です。という訳で、距離適性はスピスタの限界に関与するがそれが唯一絶対の指標ではないのではないか?というのが私の考えです。
とかあれこれ考えてみましたが実際やってみないとね、という事で距離適性の広い種牡馬を〆にチョイスして何パターンか配合を試しました。距離適性最強は1000~3600mのブラッシンググルーム1978なんですが生憎持ってないので、次点の1200~3600mの種牡馬をチョイスして。なんですけどやってみたらクソ配合だったというのが連発してしまいまして。かろうじてギリギリ公開できるレベルかなと判断したのが今回の配合です。前置きが長くなりましたが紹介します。
まず第一の繁殖牝馬のラインが
Teddy系牝馬
×
キングマンボ1993
×
×
それと配合する第一の自家製種牡馬のラインが
トキガキタノダ
×
×
シアトリカル1987
さらにそれと配合する第二の自家製種牡馬のラインが
Hampton系牝馬
×
Sw、Stなど異系種牡馬
×
ディアトレンチコート
×
エルコンドルパサー1999
以上です。
ダビマス鬼ツールがまだシアトリカル1987を登録してないので、今回は血統表を自作しました。鬼ツール、もう更新しないんですかね。最近動作もやたら不安定だし。結構使ってるんですが。追記:とか書いてたら今日鬼ツールの更新来ましたね。新種牡馬、繁殖牝馬も対応してるみたいだし。あざす!
成立する配合は第一の〆が完璧な配合にRaise a Nativeの5×5、第二の〆が完璧な配合にNorthern Dancerの4×5とHail to Reasonの5×5、ニジンスキーの5×4、キートゥザミントの5×5、ミスタープロスペクターの5×5、第三の〆が完璧な配合にキングマンボの3×5とヌレイエフの5×4、Northern Dancerの5×5、Haloの5×5、以上です。
これは後で振り返って気づいた事なんですが、ファンタスティックライトのところはハニートラップ×適当な実安の高いNasrullah系種牡馬で自家製した方が楽に行けると思います。例えば余ってたらタピットとかで良いかと(ハニートラップとの配合でちょっとニジンスキーのクロスが濃いですが許容範囲でしょう)。もしくはシアトルスルーが実装されたら第三の〆にシアトルスルーのクロスを足すことも可能になるんですが。セクレタリアトが実装されてるんだからシアトルスルーもあるんじゃねと思ってるんですが。あと以前キングカメハメハの配合の記事で、シアトリカルを使えばヌレイエフのクロスを足せるんじゃないかみたいな事を書きましたが、この配合みたいな感じで行けそうですね。具体的にはファンタのところをゼニガタチェイサーにすれば行けます。配合として強いのかは確信が持てませんが。その内やる事が無かったらやるかも。あともう一個、一応この配合もエルコンドルパサー1999とシアトリカル1987でダブル非凡が狙えるようになってます。先行で凱旋門賞とか京都芝2400mでダブル発動する筈。
初段のダンス完璧も結構な回数紹介してますが、今回は典型的な配合とはちょっと違うという事で細かく紹介します。上がダンスと配合した牝馬です。☆5連発なんでそこそこの牝馬を作るのは割と余裕かと。
第一の〆は完璧な配合にRaise a Nativeの5×5です。
ウマゲノムはこんな感じです。それでは産駒の馬体解析結果を貼ります。
以上です。なかなかこの配合でスピAは出ませんね。後継は
これは「立役者」持ちです。
この2頭としました。性別とステが上手く噛み合わず。
トキガキタノダ×ファンタスティックライトはこんな感じです。鬼引きできれば別ですが、まぁ普通に行けば厳しいですね。
シアトリカル自家製は4頭準備しました。あまりGⅠ勝たせられなかった馬も実績だけはキープしてくれるという謎の運の良さを発揮。
第二の〆は完璧な配合にNorthern Dancerの4×5とHail to Reasonの5×5、ニジンスキーの5×4、キートゥザミントの5×5、ミスタープロスペクターの5×5です。クロスの数は多いんですがちょっと薄いのが多いかなというのは気になります。
BBいくつかスピ牝馬のウマゲノムです。種牡馬の実安は上から順にAA、AB、AB、AA。
BBいくつかスピ牝馬の繁殖実績です。こちらに実安AAは全部回してます。
一頭スクショ忘れ。後で紹介するBA牝馬です。
ダブル非凡ってひょっとして実際に生産したの自己初になるのかな?まぁ素体が弱いし同時に成立しない組み合わせなんで殆ど無意味ですが。
BCいくつか牝馬の繁殖実績です。こちらは全部実安ABを種付けしました。
また一頭スクショ忘れ。後で紹介するBB海外牝馬です。
以上です。やっぱりクロスの濃さが足りないのか、ちょっと物足りない結果でした。スピスタAの飛び抜けも無し。後継に選んだのは、
この2頭としました。引き続き性別とステの噛み合いがイマイチ良くないですね。
エルコン自家製も4頭準備です。ここも運に助けられてますね。
第三の〆は完璧な配合にキングマンボの3×5とヌレイエフの5×4、Northern Dancerの5×5、Haloの5×5です。実はこれやる前にエルコンで長距離クロス多めの配合もやってみたんですが上手く行かず、こういうバランス型の配合に落ち着いた次第です。
BA牝馬のウマゲノムです。最後の〆としては物足りないですね。スピードは中央値Aが見たいんですが。牝馬のスピードが足りないのか、クロスが足りないのか。もしくは両方か。
BA牝馬の繁殖実績です。前半五頭が実安AC、後半五頭がABです。BAより良い牝馬引けると思ってたんですが上手く行かなかった次第です。
BB海外スピ牝馬の繁殖実績です。全部実安ABです。
という訳で20頭生産してスピA5頭、スタA0頭という結果に終わりました。十分以上は0。十分未達と分かったら細かい測定もしてないんで、どの辺まで出たかは不明。せめて非凡持ちスピAだったらワンチャン凱旋門賞も狙ったんですが。
という訳で今回の配合も残念な結果に終わりました。反省点としては、中間最後共にスピードアップのクロスの本数、濃さが足りなかった点でしょうか。距離適性に関して語れる程の有意な結果は得られませんでしたが(強いて言えば、距離適性が広い種牡馬を使っても必ずしも上手く行くとは限らないというのが成果でしょうか。当たり前ですけど)、まぁ距離適性が広くて悪い事は無いと思うので、今後も良い配合が思いつけば距離適性が広い種牡馬を使っていきたいと思います。
今後の配合の予定ですが、最近マジで結果が出てないので次は手堅い感じの配合(当社比)をやろうと思ってます。多分公開は九月中旬以降になります。