アメリカで開催される競馬の世界的な祭典「ブリーダーズカップ」を運営するブリーダーズカップ協会とCygamesがパートナーシップ契約を締結しました!
— ウマ娘プロジェクト公式アカウント (@uma_musu) 2024年10月2日
そして、11月2日(土)のブリーダーズカップにて冠レース「Cygames Breeders' Cup Sprint」を開催します!
お楽しみに!#ウマ娘 #BreedersCup https://t.co/RaMyaDqLCr
今日いきなり来たお知らせです。個人的には凄いニュースというより、そこに込められた意図から考えられる今後の展開への期待が高まるニュースつう感じですね。まずはブリーダーズカップ (以下BC) とは何ぞや?という話から。
BCとはアメリカ最大の競馬の祭典です。会場は毎年持ち回りで、上のリンクにあるような沢山のレースが (全部GⅠ) 2日間にわたって開催されます。米競馬最高峰のレースと言われるとケンタッキー・ダービーかBCクラシックか意見が分かれるところですが、レースの集まりとしては間違いなく米最大、そして世界最大と言っていいと思います。ちなみにダビスタシリーズで対人戦をブリーダーズカップというのはこの競馬の祭典に因んでですね。日本の地方競馬のJBC競争も米のBCをモデルとして創設されました。米はダート競馬の本場ですが、BCは芝のレースもあります。日本馬もこれまでに多数挑戦を重ねてきており、その高い壁に跳ね返される事が長い事続いたのですが、2021年、ラヴズオンリーユー、マルシュロレーヌが遂にBCレースで優勝を達成しております。今年は藤田社長のフォーエバーヤングや、去年も参戦したウシュバテソーロがBCクラシックに臨む予定ですね。楽しみです。
で、そのBC協会とCygamesがなんでパートナーシップ契約を結んだのか?その狙いは?という話。
①英語版ウマ娘のプロモーション
これはCygamesの社長さんも明言されてます。
株式会社Cygames、ブリーダーズカップ協会とパートナーシップ契約を締結 | お知らせ | 株式会社Cygames(サイゲームス)
BCつうと米国内のみならず世界中の競馬ファンからの注目度の高いイベントですからね。名前を広めるには格好の舞台かと思います。気になるのが、現地での人気獲得に向けてアメリカ競走馬のウマ娘化はあるのか?ですね。恐らくウマ娘から競馬に入った人でも名前覚えただろうサンデーサイレンスとか米競馬の代表的名馬ですし、あるいは最近だとフライトラインの化け物ぶりに度肝抜かれた方も多かったんでないかと思います。他にも米競馬は綺羅星の如く個性光る名馬が多数おりますので、そういう名馬が今後実装されていくとしたら楽しみなところです。
②ブリーダーズカップのゲーム内実装に向けた地ならし
即ちアメリカ遠征シナリオですね。先述の如くBCは様々な距離帯のレースがありますので、ウマ娘の育成シナリオに落とし込むのは割とやりやすいんでないかと思います。それが許されるのならばですね。米遠征シナリオ、来るとするならば英語版リリースとタイミングを合わせたりでしょうか。まぁまだ先の話かと思いますが、今後が楽しみなところです。