【医学・医療】磨り減った軟骨の再生をマイクロRNAが実現する可能性

 一昨年の記事ですけど面白かったので御紹介。

人間の軟骨はサンショウウオのように“再生”できる? 医療への応用につながる研究結果 | WIRED.jp

歳を重ねるにつれ、長年の身体の酷使から軟骨のすり減りによる膝や腰の痛みを覚える人は多いことだろう。ところが足首だけは、たとえ捻挫などで負傷したことがあったとしても加齢による軟骨の消耗が現れにくく、関節炎にもなりにくいという。

  言われてみれば確かに不思議ですよね。筋肉の付き方とか解剖学的な違いで足首には負荷が掛かりにくいというのも考えられますけど、そこまで違うかな?という感じもするし。

すると、興味深い分析結果が浮かび上がってきた。ヒトの軟骨の年齢は、体の部位によって異なることが明らかになったのだ。例えば、足首にある軟骨は比較的若く、膝のものは中年で、腰のものは古い。そしてこれは、四肢を再生させられる生物と同じく、体の中心から離れた手足の先端ほど若く、再生しやすい傾向と一致していた。これは膝や股関節の損傷が足首のそれよりも回復が遅い理由の説明になるという。一般的に膝や股関節の損傷は関節炎につながりやすいが、興味深いことに足首の損傷からは重度の関節炎にはなりにくいのだ。

  詳しくはリンクした記事を読んでみて下さい。