【音楽】名曲・名演セレクション その221 グレープ / 精霊流し

 まぁ1週間程早いですけど。

 

 グレープの2ndシングル。アルバム “わすれもの” 他収録。さだまさしによるセルフカバーの音源もあります。

 グレープはさだまさし吉田政美によるフォークデュオ。今年で結成50周年らしいです。

さだまさしと吉田政美のフォークデュオ・グレープ、結成50周年日にコンサート - 音楽ナタリー

 という事はさだまさしもデビュー50周年という事ですね。さだまさし長崎県長崎市出身のシンガー、小説家等々。元々はヴァイオリニストを目指して単身上京し修行していたのですが高校受験に失敗し挫折、その代わりにのめり込んでいったのが、加山雄三Simon & Garfunkelの影響で始めたフォーク弾き語りでした。高校時代以来の友人である吉田政美と1972年にグレープを結成。'74年に発表した2ndシングル “精霊流し” が地方ラジオ局のプッシュを切っ掛けに全国的にヒット、第16回日本レコード大賞作詩賞を受賞。しかしながら「グレープの音楽は暗い」というイメージが定着してしまったため、活動がやりづらくなり、1976年に解散。以降さだまさしはソロ活動を開始、吉田政美はバンドを結成するも上手く行かず、裏方業に転身したとの事です。

 でこの曲のテーマである精霊流しですけど、長崎県で主に行われる伝統行事ですね。初盆のタイミングで行われる、精霊船を出して練り歩きながら爆竹を鳴らしまくる、弔いの行事です。どんなか気になる方は、YouTubeに動画が何本か上がってたので、そちらを御覧下さい。一つ注意ですが、特に長崎市内はマジで爆竹がうるさいんで、8/15に長崎市に滞在する方はお覚悟を。