【音楽】名曲・名演セレクション その228 Seachange / Anglokana

 Seachangeの1stアルバム “Lay of the Land” の1曲目。

 Seachangeは1999年に英Nottinghamで結成されたロックバンド。Sonic YouthNirvana辺りの影響を感じさせる直情的なギターサウンドと、ケルティックな哀感を漂わせるヴァイオリンのコンビネーションで、特にこの ‘Anglokana’ の様にじっくり盛り上げていく楽曲が個性となっていたバンドでした。当時サックス担当のメンバーがいるThe Zutonsというバンドもありましたが、ロックバンドにおいて非典型的な楽器担当のメンバーの参加がチラホラあったような…流行ってたとかいう程では無かったと思いますが。多分このSeachangeは'90年代のポストロックの影響なんかもあったんでないかと思います。米の名門インディーレーベルMatadorからこの1stアルバムを2004年にリリースするも余り売れなかったみたいで、レーベル移籍し2枚アルバム発表して解散しています。この1stアルバム、私は結構好きなんですけどね。もうちょい良い音で録れてればなとは思わない事も無いですが。2ndアルバムは日本盤も出なくて結構苦労して入手した憶えがあるんですが、ヴァイオリン担当のメンバーも脱退してて、正直イマイチだったという印象。3rdアルバムの存在はこの記事書くためにリサーチして初めて知りました。YouTubeにもありますね。後で聴いてみます。追記:3rdアルバム聴きました。まぁ、普通ですね…。

 

 来週はお休みさせて頂きます。再来週再開予定です。