自身が因子である種牡馬の非凡な才能はあまり強くないとかいう話も聞きますが、キングマンボ1993を先日配合で使いましたので、そのついでに「Brilliance」が実際どんなものなのか試してみました。才能の発揮条件については不明な点が無いので、効果がいかほどかという話がメインになります。
概要はこんな感じです。まぁまぁ幅広く使えますね。
今回も動画を作成してみました。走らせたのは下にスクショ貼ったブリリアンスサトコの方です。
直線での点滅回数は三回でしょうか。あまり多くないですね。タイミング的には騎手才能の後になります。
ただこの「Brilliance」には常時スピスタ気性アップの効果もあるという事で、今回も実験してみました。ひとりでBCの京都芝2400m晴良と凱旋門賞(ロンシャン芝2400m晴良)で非凡無しと「Brilliance」持ちを 走らせ、タイムを比較してみます。騎手は全て北村宏、イレ込んだ際のタイムは除外しております。
まずは非凡無しの方です。
京都芝2400mのタイムが
2:29:0
2:29:0
2:29:0
2:28:8
2:29:0
凱旋門賞のタイムが
2:36:7
2:36:9
2:37:0
2:37:0
2:36:7
二つの平均タイムの差が7秒9となります。
次に「Brilliance」持ちです。
京都芝2400mのタイムが
2:29:0
2:29:1
2:28:9
2:29:2
2:29:0
凱旋門賞のタイムが
2:37:3
2:36:8
2:37:4
2:37:1
2:37:0
二つの平均タイムの差が8秒1弱です。という事は「Brilliance」がある方が遅くなってる!?えぇー…。「Brilliance」持ちの方の凱旋門賞のタイムをいくらか追加で取ってみたんですが、その傾向は変わりそうにありませんでした。流石に非凡がある事でタイムが遅くなるという事は無いと思うので、同じスピスタBBであってもスピードとスタミナのバランスが異なっており、非凡無しは凱旋門賞向きだった(多分スタミナが高かった)一方、「Brilliance」持ちの方は京都により向いていた(こっちは多分スピード寄り)、という事なのかと考えています。そして「Brilliance」にはその適性の違いをカバーできるほどの性能は無いと。
流石にこれで実験を終えるのはあんまりなので、追試をしてみました。
スピ100スタ102と推定されます。主戦はルメールでしたが、BC登録する際に一時的に北村宏に変更しました。あと歳がこいつだけ4歳ですね。斤量の違いは無いと思うんですが。という訳でこいつのタイムを計ります。
京都芝2400mのタイムが
2:27:7
2:27:5
2:27:6
2:28:4
2:28:8
凱旋門賞のタイムが
2:35:1
2:35:1
2:34:8
2:34:9
2:35:0
京都の方がタイムのばらつきが大きくなってしまったので評価が難しいんですが、京都の計測タイム5つ全ての平均を取って凱旋門賞と比較すると7秒弱、平均を高い方の集まりの2:27:6とみなすと7秒4弱となります。という訳でこっちのタイムを非凡無しと比較すると、少なくとも0秒5程の効果がありそう、となります。
あと常時気性アップの効果ですが、別にデータ取らなくて良いですよね。わざわざ狙うような物じゃないと思うし。一応タイム計測の際、凱旋門賞でイレ込む事は少なかったかなとは思います。
という訳で「Brillance」についてでした。私の感想を述べさせて頂くと、微妙の一言に尽きます。あと今回の実験で、このブログでやってる実験手法が如何に不完全かというのが露呈してしまいましたね。何か良い改善案が思いついたら変えたいですけど、どうかなぁ。