【音楽】最近買った音楽の感想 2018/9/1

 今回取り上げるCD、貼ってあるリンクはAmazonですが、全てタワレコオンラインの期間限定セールで買ったものです。いつの間にかひっそりと始まってる事の多いセールなんですが、最安の価格帯の対象商品だけでも凄まじいボリュームがあり、また内容もアイドル・声優から通好みの洋楽まで充実しており、とてもお勧めです。本当対象商品が多いんでリストに目を通すのに一苦労ではあるんですが、ジャケットやアーティスト名が気になったCDを取り合えずYouTubeSoundcloudでリンク探して視聴してみるだけでもなかなか楽しいです。ちなみに今回の私のお買い上げは11点で約2800円です。

 

Warp20(Unheard)

Warp20(Unheard)

 

  英の大手テクノ系レーベルWarp Recordsの設立20周年を記念しリリースされた、所属アーティスト達の未発表音源で構成されたコンピレーション(現在もこれらの音源は他のCDに収録してないのかという点までは分かりかねます)。上に見て頂けます通り、Warpを代表する有名アーティストも多数登場します。まぁ未発表音源集という事で、名曲揃いとまではいかないけどまぁまぁ良い曲は揃っているかなという印象。初めてWarp所属のアーティストの音に出会いたいという方よりは、これら収録アーティストの既にファンであり、レアな楽曲にも興味があるという方向けでしょうか。


Autechre - Oval Moon (IBC Mix)

 私のイメージではAutechreってもっとアブストラクトなんですが(あんまConfield以降聴いてませんので)、この曲は割と普通にテクノですね。

 

アーク (Ark) <帯ライナー仕様国内盤>

アーク (Ark) <帯ライナー仕様国内盤>

 

  アーティスト名はHallsと複数形ですが、英国人Samuel Howardの一人ユニットであるとの事。ダブステップ的、グリッチーなビートに物悲しいヴォーカルが乗るという事で、James BlakeのフォロワーかはたまたThom Yorkeかといった感じですが、聖歌隊的合唱やパイプオルガンといった教会音楽の要素を取り入れている事が彼の目立つ個性ですね。正直James Blake程の音楽的興奮は無いのですが、結構クセになる音楽かもしれません。というか私がクセになってきました。


Halls - Reverie (official video)

 なんと日本語字幕付きのofficial video。しかも所々変という。何故その辺の日本人留学生に監修を頼まなかったのか。

 

7DOORS ~青ひげ公の城~ ORIGINAL SOUNDTRACK

7DOORS ~青ひげ公の城~ ORIGINAL SOUNDTRACK

 

  LUNA SEA/X Japanでギター、ヴァイオリン他を担当するSUGIZOによる、自身も出演したという舞台劇のサントラ。大してLUNA SEAのファンではないのですが、面白そうなので買ってみました。こういったサントラって、往々にして元の作品を観てないとイマイチ楽しみ切れない事があると思うのですが、この作品は音楽だけ聴いても結構楽しめると言って良いのではないかと思います(舞台を観てたら尚更楽しめるんでしょうけどね)。氏のロックサイドをこの作品に求められると辛いですが、SUGIZOの才能のクラシックサイド、静かな側面に関心がある方にはお勧めできるCDじゃないかな。


SUGIZO - Duke

 この曲のように、所々で正にSUGIZOといったサウンドが楽しめるのが本作の聴き所の一つではないかと思います。

 

センチメンタルグラフティ 校歌集

センチメンタルグラフティ 校歌集

 

  もうこれはリストに載ってるのを見て買うのを即決でしたね。ちなみに私多分今までに1000枚位CDを買ってますが、こういったアニメ・ゲーム関係のCDを買うのはけいおん!!のサントラに続き二枚目です。

 さて、センチメンタルグラフティ、皆様ご存知でしょうか。もしご存じない方は、ちょっと長いですがこちらの記事をお読み頂きたいと思います。

センチメンタルグラフティ - ゲームカタログ@Wiki ~名作からクソゲーまで~ - アットウィキ

 私にとってはギャルゲー童貞を捧げたゲームであり、色々と思い出深い作品であります。当時私はこんなゲームの事なんてさっぱり知らない情報に疎い中学三年生だったんですが(歳がモロバレしますね)、何故か姉がこのゲームを買ってきてそれで私もプレイしました。受験生のくせに親が目を離した隙を見てこっそりやってましたね。つかよく自分第一志望の高校通ったな。当時からの私のお気に入りのキャラは、香川の杉原真奈美と大阪の森井夏穂でした。今もロブロイちゃんきゃわわとか言ってる辺り、自分変わらないなと思います。この作品は女の子12人をある程度同時進行で攻略しないと真のエンディングが見れないという鬼畜仕様でして、当然当時の私はそんな事知らなかったのですが、大人になってから改めてプレイし、リベンジを果たしました。つか今年セガサターン版発売から20周年という事で、色々動きがあるみたいですよ。まさか新作ゲームとか出るんでしょうか。もしゲーム出すなら作画はポロリン賢氏が良いと思います。

 でさて、このCDはゲームに登場する12人の女の子達が所属する高校の校歌を集めたCDという体裁なんですが、歌ってるのが合唱隊の皆さんなんですよ。うーん、このCDを買うようなコアなセンチファンなら、多少下手糞だろうとも絶対声優さんのソロ歌唱の方が喜んだと思うんだけどなぁ。私としても、声優さんの歌唱ならまだネタCDとして面白がれたんですが、上手な合唱隊の皆さんの歌唱を聴かせられても、…確かに校歌っぽい歌が揃ってますね、という感想しか浮かびません。まぁ、ギャルゲー初期のゲーム関連グッズとして、随分マニアックなアイテムも発売されたという一つの証拠でしょうか、このCDは。


SS センチメンタルグラフティ OPデモ

 流石にこのCDの曲は見つからなかったので、代わりにかの有名な暗黒太極拳のビデオを貼っておきます。つかこれ、一説によると京アニが手掛けたらしいですよ。いやーせつなさ炸裂!