【音楽】最近買った音楽の感想 2018/8/25

 お知らせで書いていた、音楽の記事です。あくまでもレビューなんて大それたものではなく、感想という事で見て頂ければ。まぁチラシの裏かよって感じもしますが、YouTubeのリンクなんかも貼っていくつもりなので、新しい音楽と出会うきっかけの一つにして頂ければと思います。なお、今回書くのは二つとも邦楽ですが、管理人はどっちかというと洋楽ロック、オルタナ系とかが主に好きな人です。あとAmazonのリンクを一応貼りますが、多分私には一銭も入ってこないので、好きなだけリンク踏んで下さい。

 

Future Pop(完全生産限定盤)(Blu-ray付)

Future Pop(完全生産限定盤)(Blu-ray付)

 

  アルバム12曲で43分。Perfumeのアルバムとしてはこれまでで最も短いと思います。あとアルバム後半に日本語タイトルの曲固めてきましたね。どうなんでしょうか、海外のファンはこういうの喜んでくれるんでしょうか。

 でさて、感想ですが、まず私はテクノ系をほとんど聴かない、よってEDMとかフューチャーベースとか言われてもさっぱり分からない事、そしてそんな中聴いた数少ないテクノ系のCDであるTakaryuのアルバムが相当良いので、どうしてもそれとの比較で点が辛くなる、以上二点をご了承頂きたいと思います。

 アルバムからの先行リリース、私は無限未来しかろくに聴いてませんでした。なので、このアルバムを聴いた最初の正直な感想としては、思ってたより攻めてこないな…、でした。でもよくよく聴いてみたら、リズムを強調したインストパートの使い方とか、無限未来と共通する要素が散見されますね。これがEDMなんですか?

 で、このアルバムの全体を貫くコンセプトはタイトルのFuture Popに集約されるかと思うのですが、ここがイマイチ希薄に感じます。厳しい事言うと、Future Pop…むしろLatest Popじゃね?って感じ。未来な感じなら1stアルバムの方がよっぽどします。これは歌詞の世界観とサウンドの両方があるのかなと思いますが、ただ歌詞の方はしょうがないのかな、とも思います。もしも良い歳になった今の三人がコンピューターシティみたいな世界観の歌を歌いたいのなら、アーティストとしてのプロモーション戦略を根本から改める必要があるんでないかと思うし(別にこれは今の彼女たちにコンピューターシティとか昔の曲を歌うなと言っている訳ではありません。むしろ聴きたい)。やはりサウンドが牽引しないとですよ。今回貶すような事書いてますが、私は中田ヤスタカの才能買ってるんですよ。ファンがついてこれるかな?って心配しながら以前までとの連続性ばっかり気にした曲を作るのではなく、これが俺の今カッコいいと思うサウンドだ!ってのを思い切って打ち出して欲しい。

 以上ディスり気味ですが、これは私のPerfumeへの愛ゆえと思って頂ければ。あと私はBD付き買いましたが、全然買ったの後悔してないですよ。アルバムを短めにしたこともあって、作品全体としては良くまとまってると思います。

 お勧めの楽曲は、やはり無限未来ですね。この曲だけは未来に行ってると思います。クソ素晴らしい。


[MV] Perfume 「無限未来」

 

 

 

若者たちへ

若者たちへ

 

  若者じゃなくてすみません、って感じなんですが。

 どっかのウェブサイトで曲聴いて気になって買いました。3ピースのガールズバンドらしいです。今もどんなバンドなんだかさっぱり知りません。ドラムはひょっとして男性ですかね?

 取り合えず1stアルバムの1曲目の曲名がエンディングってのが良いですね。まぁ1stシングルの曲名が世界の終わりだったミッシェルには負けますが。

 アルバム全体としては、ギターボーカルの方が良いなと思います。ギターの音が雰囲気のある乾いたサウンドで、バンド名に文学という言葉が入るのもさもありなんといった感じ。空間系とか所々かましてくるディストーション?ファズ?とか、エフェクターの使い方も上手いと思う。私はもっとヘヴィーに音圧かましてくれても全然OKです。歌声も良いです。歌詞の世界観と合ってる。

 ジャンルとしては何なんだろう、グランジオルタナティブって感じでしょうか。あんま邦楽のガールズバンドとか詳しくないんですが、多分初期のきのこ帝国とか好きな方々は気に入って頂けるんじゃないかな。あんまシューゲイザーって感じではないですが。

 音量がやたら小さいので目一杯上げて聴いて下さい。


羊文学 "ドラマ"(Official Music Video)

 こっちは音量普通です。ジャガーを弾く女子、とても良いと思います。


Hitsujibungaku "Step"(Official Music Video)