【ウマ娘】そこそこぱかライブTV Vol.12 5/19 (木) 19:00公開

2022年5月19日(木)19:00に「そこそこぱかライブTV Vol.12」を公開予定!

今回は4thイベント東京公演DAY1で歌唱した『1日限りの伝説木魚ライブ』などについてのそこそこウラ話をお届け!
さらに出走者の『そこそこ痛かった話』や『そこそこ恥ずかしかった話』など、”そこそこ”なトークをゆるりとお送りします!
ぜひお楽しみに!

出走者:

香坂さき(ゴールドシチー役)

鈴木絵理トーセンジョーダン役)

河井晴菜(ニシノフラワー役)

 タイミング的にはガチャ更新の前日ですけど、全キャラ育成実装済みなんで、そういう予想はできなさそうです。あるいはサポカならあるかもしれませんが。

【雑記】「私の百合はお仕事です!」がアニメ化決定

 全世界の百合愛好クラスタの皆様、ごきげんよう。新たな百合アニメが放送決定のお知らせです。

 

 原作の漫画ですが、私の知る限りではマガポケのアプリで途中まで無料で読めます。あるいは原作未読のままアニメを楽しむというのも好手かと思います。多分原作未読の皆様がティザーPV観て想像する物とはかなり違うお話になると思われますので。

【音楽】名曲・名演セレクション その209 BBHF / サラブレッド

 5/26発表のデジタルEP “13” 収録予定。

 BBHFは北海道出身のロックバンド。2016年に解散したGalileo Galileiのメンバー、サポートメンバーによって2018年に結成。当初はBird Bear Hare and Fishというバンド名でしたが、2019年のSME RecordsからBeacon LABELへの移籍に伴いバンド名をBBHFに短縮。音楽性としてはGalileo Galileiの頃から見られた洋楽志向をさらに推し進めた形でしょうか。それが、過度な売り上げのプレッシャーなど制約がなくなった分、歌詞なり作品作りなりにおいて、思い切り良く自由にやれてる感じですかね。

 恐らくリアルタイムで記事読んで頂けた方はどういう趣旨の選曲か御理解頂けると思うんですが、尾崎雄貴は良い歌詞書くんですよね。‘サラブレッド’ ってタイトルも最初何だろと思ってたんですが、競馬のレースにおいて競走馬が何かに追い立てられるように必死に走る (それこそ昨日勝ったメイケイエールの様に) 姿が、歌詞のテーマにピッタリだという事だと思います。まぁ私とか大概厭世的な人間なんで、こういう歌詞が沁みるんですよね。

【音楽】今週のYouTubeで全曲聴ける洋楽アルバム 5/13更新分

!!!! (Chk Chk Chk) “Let It Be Blue”

 

The Black Keys “Dropout Boogie”

 

Florence + The Machine “Dance Fever”

 

Kendrick Lamar “Mr. Morale & The Big Steppers”

 

The Rolling Stones “Live at the El Mocambo”

  1977年の有名なシークレットライブらしいです。

 

The Smile “A Light for Attracting Attention”

 RadioheadのThom YorkeとJonny GreenwoodがドラムスTom Skinnerと組んだ新バンドの1st。

【音楽】名曲・名演セレクション その208 Pixies / Gigantic

 Pixiesの1stアルバム “Surfer Rosa” の5曲目。このアルバム、1stEPである “Come On Pilgrim” とのセット、“Surfer Rosa and Come On Pilgrim” として販売される事が多いです。

 Pixiesは1986年結成の米のロックバンド。1993年に解散、2004年に再結成、メンバーチェンジを経て現在も活動中です。最初のメンバー募集の誘い文句が「Hüsker DüとPeter, Paul and Maryが好きなメンバー求む」だった、という逸話からも明らかな通り、ハードな轟音ギターとスウィートなヴォーカル (時々叫ぶ) を組み合わせた独自のスタイルで、オルタナティブ・ロックにおける重要な源流とされています。影響を受けたアーティストの有名どころで言えば、例えばNirvanaKurt Cobainは「売れるためにPixiesをパクった」と公言してますし (具体的にフレーズなどをパクったというより、静かなヴァース→コーラスで轟音というスタイルにおいて影響を受けたという事かと思います)、Radioheadも「メンバー全員が好きな数少ないバンドの一つ」としてPixiesの名前を挙げています。またPixiesより先人ですけど、David BowiePixiesの大ファンだったと言われています。Bowieが'80年代末に組んだバンド、Tin MachineはSonic YouthPixiesの影響下にあり、Pixiesをバンドでカバーした映像も残されています。まぁ当時そんな売れたバンドという訳では無いですけど、解散後日本での知名度も含めて徐々に浸透していったバンドかと思います。よくいうMusician's Musicianってヤツですね。

 あとこの作品について語る上では、録音エンジニア (プロデューサーと呼ばれるのは嫌いらしい) Steve Albiniの存在は外せないですね。Steveは元々Big BlackRapeman (酷い名前ですが、日本の漫画がバンド名のネタ元らしい) といったバンドで活動していましたが、'80年代半ばから録音エンジニアとしての活動も開始し、そのエンジニアSteve Albiniとしての出世作がこの “Surfer Rosa” ですね。特徴としては乾いた轟音ギターとアンビエンスを巧みに取り込んだ迫力のあるドラムサウンドでしょうか。このアルバムを聴いて自分達もこういう風に録って欲しいというバンドが続出し、以降有名どころだとNirvanaの “In Utero” や、あるいは最近だとGEZANの “Silence Will Speak” も手掛けてました。最近は以前ほど名前聞かなくなりましたけど、オルタナティブな音楽シーンにおける裏方としては、Nigel Godrich辺りと共に最も有名な人物の一人でないかと思います。こういう裏方に注目して作品を聴くのも、楽しみ方の一つですね。

【音楽】今週のYouTubeで全曲聴ける洋楽アルバム 5/6更新分

Arcade Fire “WE”

 

Belle and Sebastian “A Bit of Previous”

 

Neil YoungRoyce Hall 1971”

 

Neil Young “Dorothy Chandler Pavilion 1971”

 

Neil YoungCitizen Kane Jr. Blues 1974 (Live at The Bottom Line)”

 

Sharon Van Etten “We’ve Been Going About This All Wrong”

 

Sunflower Bean “Headful of Sugar”

 

Warpaint “Radiate Like This”

【音楽】名曲・名演セレクション その207 Sadistic Mika Band / SUKI SUKI SUKI (塀までひとっとび) (Live)

 Sadistic Mika Bandの4thシングル。2ndアルバム “黒船” 収録。

 Sadistic Mika Bandは日本のロックバンド。1972~75年という短い活動期間ながら、世界を股に掛けた活動と大名盤 “黒船” で日本のロック史に燦然と輝くバンドです (ヴォーカルが交代しての再結成は'80年代以降何度かあります)。バンドメンバーを御紹介すると、

Vo:ミカ

Gt /Vo:加藤和彦

Gt:高中正義

Ba:小原礼

Key:今井裕

Dr:高橋幸宏

 という、日本のロック史に詳しい方なら驚嘆の超豪華メンバー。と言っても既にフォーク・クルセイダーズでの活動で有名だった加藤和彦以外はまだミュージシャンとして駆け出しで、バンド解散後引退したミカ以外の4名は、このミカ・バンドでの活動を切っ掛けにミュージシャンとして大成した形になります。1stアルバムは発売当時日本では大して売れなかったものの、英のLondonで評判となり、アルバムを聴いて気に入ったThe BeatlesPink Floydの作品に関わった当時の有名プロデューサーであるChris Thomasがプロデュースを申し出、450時間のレコーディングを経て完成したのが2ndアルバム “黒船” です。こいつが日本の歴代名盤ランキングみたいな雑誌の特集だと必ず上位に入ってくるような大名盤になったのですね。未聴の方は是非一度聴いてみて頂きたい。アルバム全体で一つの大きなストーリーがあるコンセプトアルバムですので、やっぱりアルバム通して聴いてこその作品かと思います。音楽的にはグラムロックプログレ、ファンクなどの折衷的スタイルですね。それらを各メンバーの高度な演奏能力で実現しているのが、当時の世界の最先端から見ても非常にモダンだったんでないかと思います。この ‘SUKI SUKI SUKI’ (シングルカットに当たり ‘堀までひとっとび’ から改題されました) に関してはファンク、特にSly & the Family Stoneですね。当時、非黒人のバンドがこのような本格的なファンクを演奏するのは、恐らく非常に珍しかったんでないかと思います。あとはヴォーカルのミカですね。歌唱力で圧倒するようなタイプのシンガーでは無いんですが、立ち振る舞い含めてカリスマ性の強いシンガーですね。高度な演奏力の楽器隊を率いるシンガーにこういうタイプを持ってくるってのがまた時代を先取りしたセンスかと思います。因みにミカは当時加藤和彦の妻だったんですがChris Thomasと不倫、加藤和彦と離婚しミカ・バンドも解散となっております。そういう経緯もあって、オリジナルメンバーでの再結成は難しかったようですね (2009年に加藤和彦が死去しており、残念ながらオリジナルメンバーでの再結成の可能性は完全に途絶えました)。