【ダビマス】競馬好きお兄さんの配合、タピット自家製〆の完璧な配合三連続をやってみる 仕込み編

 ダビマス、北斗の拳コラボ決まりましたね。どんなコラボになるのか想像もできませんが、私にとって初めてのダビマスのコラボイベント、楽しみです。

 さて、ダビマスに関する私の夢としては、UMAを生産して公式BC上位に食い込むとかもあるんですが、現実的な目標としては、ウマ娘のアプリリリース前に凱旋門賞の制覇というものを目指しています。現在私のメインアカの牧場はストーリー12話まで進んでいます。次の目標は三冠馬です。こういった目標に向けて、あれこれとオリジナルの配合を考えるのも楽しいのですが、偉大なダビマスの先人達が作り出し公開してくれた配合例を模倣したり、自分なりにアレンジしたりするのもまた賢いやり方かなと思います。という訳で、三冠馬の生産とできればその先の凱旋門賞を見据えた配合(次の公式BCは凱旋門賞との事でもありますし)で、自分が今持ってる種牡馬で実現できるものを探してみたのですが、丁度良い物が見つかりました。

 まだ動画をご覧になってない方は、私の記事を読む前に是非動画をご覧頂きたいと思います。


【ダビマス】ダンス自家製完璧×完璧!キングズベストから繋ぐテンプレ配合で次に繋ぐ!【第148回ダービースタリオンマスターズ攻略】


【ダビマス】タピット自家製トリプル完璧!これすらも布石、、、【第149回ダービースタリオンマスターズ攻略】

 恐らくダビマス歴がある程度ある方で競馬好きお兄さんの事をご存じない方はほとんどいないと思いますが、競馬好きお兄さんの動画は良いですよね。色々勉強になるし楽しいです。初心者さんには最近の投稿動画は真似するのが難しいかと思いますが、お兄さんがダビマス始められた初期の動画とか観てみたら、参考になる事もあるのではないかと思います。あと、お兄さんの動画を見たら、最強馬生産が修羅の道だというのがよく分かります。

 という訳で、今回は競馬好きお兄さんの配合を真似してやってみます。まずは何よりも先に、配合を使わせて頂く競馬好きお兄さんへの感謝を伝えさせて頂きたいと思います。どうもありがとうございます。

 それでは今回やる配合、完璧な配合三連続の生産法を改めて書いてみると、

 まず第一の牝馬生産ラインが

Hampton系牝馬

 ×

ジャワゴールド

 ×

セイウンスカイ

 ×

キングズベスト

 それと配合する第一の自家製種牡馬のラインが

Hampton系牝馬

 ×

ノボトゥルー

 ×

ファスリエフ

 ×

ダンスインザダーク

 更にそれで出来た牝馬に配合する第二の自家製種牡馬のラインが

(Hampton系牝馬×ノヴェリストで生産した牝馬)

 ×

(サンデー産駒の牝馬×ゴールドアンドアイボリーで生産した自家製種牡馬)

 ×

タピット

 以上の主に三つのラインになります。基本的にはお兄さんが動画内で紹介されていた配合そのままなんですが、ノボトゥルーノヴェリストの入れ替えだけ行いました。実は今回最後の〆で使うタピットの種が最大二つしか使える見込みが立っておらず、実績を残せる可能性を少しでも高めるためタピットと配合する繁殖牝馬を少しでも強くしたい、そのために☆4のノヴェリストタピットラインに回そう、という考えです。

 また今回の配合では、配合の起点として三か所にHampton系牝馬が登場します。それらの内特にキングズラインとダンスラインは使い回すことも可能なのですが、二回目〆の配合で牝馬クロスが発生し、強さの面においてデメリットはあってもメリットがない事(ダビマスのシステムではそうですね)、またそれぞれの配合に試行回数を十分確保するという狙いからも、三頭のHampton系牝馬は別々のものを自家製するなりセリで買うなりして準備したいと思います。

 それと競馬好きお兄さんの配合にはタピットを配合した後の続きもあるのですが、そちらは足りない種がある等の理由から、今回は省略したいと思います。

※この記事を一度ポストした後に気付いたんですが、ジャワゴールドとゴールドアンドアイボリーの使う個所を交換したら、タピットを配合する所でNijinskyのクロスが発生しますね。短距離寄り距離適性のタピットとの配合に長距離クロスを付加する事の是非というのはあると思いますが、一応指摘しておきます。

 今回の配合の目標としては、

・ダンス自家製配合でスピスタABを出し三冠馬

 オルフェーヴルはちょっと分からないのですが、スピスタABあればゴルシ含む殆どの箱庭のライバルにまず勝てると思います。

タピット自家製配合でスピスタAA

・あわよくばスピスタ十分で凱旋門賞制覇

 私の牧場はまだ全然才能が集まってないので、凱旋門賞にもし勝ちたいならスピスタ十分くらいはないと無理な気がします。

・そのためにはキングズベストの時点で最低BB

・更にそのためにはセイウンスカイの時点でCCでコメントがG1

 凱旋門賞はともかく、三冠馬は今回の配合で何とか達成しておきたいものです。まぁそんな思い通りに配合が進む事ばっかりなら、今頃BCはUMAで溢れてるんでしょうが。

 それと今回使うタピットは非凡無しの方です。非凡な才能は凱旋門賞に関係無いので良いのですが、非凡無しタピットが1400~2200mに対し非凡ありタピットが1400~2400mと、距離適性の違いがあります。まぁこれは非凡無しタピットを使って凱旋門賞を勝った方も実際いらっしゃるみたいだし、大丈夫でしょう。

 

 今回の配合は、最大瞬間4ラインを同時に進めることになります。私、2ラインなら結構やりなれてるのですが、4ラインというのは初めてです。今回の記事ではあえて系統ごとに整理することなく時系列順に述べることでカオスを味わって頂きたい、また所々で見られるだろう私の判断の悪さなんかを楽しんで頂きたいと思います。 

 

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 という訳で448年目にスタートです。タイキ自家製配合の残骸であるこの繁殖牝馬に余っていたナリタトップロードを種付けして、Hampton系牝馬を作ります。一応この牝馬キングズベストのラインに使うつもりで動いています。あとThe Smithsネオアコかというと、半分Yes、半分Noだと思います。

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 結果産まれたのがこの牝馬。いくつかコメントなら合格と判断し、この牝馬を後継に使います。そして種が勿体無いのでハンドイングローブは早々に処分。

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 とかやってる内にセリでHampton系の牝馬を調達してダンスラインを進めるつもりだったのですが、さっぱり出てこない。よって急遽、タイキ自家製の残骸としてもう一頭残っていたリアリーナッシングで、Hampton系牝馬を自作することにします。また、自家製種牡馬と自家製繁殖牝馬の配合を作る時は種牡馬の準備を先に終えておく方が良い(種牡馬は繁殖入りをいくらか遅らせる事が可能である上、使える期間が20年と長い)事を考え、先行しているネオアコの子供をダンスラインに切り替え、リアリーナッシングをキングズラインに使う事にします。ちなみにネオアコとリアリーナッシングは父が違うので、第二〆の配合において全兄弟クロスが発生しません。牝馬のクロスで全兄弟クロスがあるのかは知りませんが。

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 リアリーナッシングにフレッシュボイスを種付けして産まれた牝馬がこちら。スタミナDは物足りないですが、後でセイウンスカイキングズベストと距離適性が長距離寄りの種牡馬が続くことから、スタミナは後で取り返せると判断し、後継をこの馬に決定。リアリーナッシングもすぐに処分。

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 次はダンスラインのHampton系牝馬ノボトゥルーを種付けします。こういう時に備えて、ノボトゥルーは使わず貯めてあります。

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 割とすぐいくつかコメントをキープした馬が産まれました。これでOKとし、次に進みます。

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 455年目、そろそろタピットラインを動かした方が良いと考え、セリでHampton系牝馬とサンデー産駒の牝馬を購入。どちらも優ランクです。ここでサンデー牝馬の候補としてはダンスパートナーも考えられます。ダンスパートナーならタピットとの配合でNijinskyのクロスが発生するので良い感じに見えますが、しかしここでダンスパートナーを使うと最後の〆の配合でダンスインザダークとの全兄弟クロスが発生し、サンデーサイレンスのクロスが消えてしまいます。今回の最後の〆の配合はそこまでスピードのクロスが厚くないので、ここでクロスを減らすのは得策ではないでしょう。

 あとキャットファイトはなかなか高齢ですが、牡馬を二頭も生んでくれれば十分と考え、容認しました。

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 ノヴェリストも同じく大量に貯めてあります。さっき購入したHampton系のプルークボーゲンに種付けしていきます。その初年度産駒が以下です。

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 ちょwwwwww

 これはマズいです。自家製種牡馬候補にG1勝って実績積ませるどころか、重賞勝たせられるかが危ういレベル。つか優に☆4付けたのに何故こんな弱い。私あんまセリで買った繁殖牝馬使わないんですけど、優の牝馬ってこんなもんなんでしょうか。

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 ウマゲノムをして今後どうするかを検討する事に。最大値のDBを出せば、次のゴールドアンドアイボリー自家製はやや長距離寄りの距離適性だけど、その次に短距離寄りのタピットが来るので何とかなると考え、代替策を取らず続行。

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 母がサンデー産駒のキャットファイト、父ゴールドアンドアイボリーの牡馬。余裕のあるステータスならおまかせで適当に実績積ませようと考えてたんだけど、これは手動でやった方が良いと判断。その分進行が遅くなります。

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 キャットファイトは早々に牡馬を二頭産んでくれました。感謝の意を込めつつ五億で売却。

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 キングズラインのHampton系牝馬にジャワゴールド付ける所がなかなか進みません。CDG1コメとかばっかで、いくつかコメが産まれてくれない。

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 おっジャワゴールド産駒でスピA来た!と思ったら、

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 安定の牡馬でした。まぁこの馬にはG1チャレンジでまだ勝ってない短距離レースを狙ってもらうことにします。

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 ☆4以下の種牡馬はあらかたポイント交換に使ってしまったので、いよいよ虎の子の☆5種牡馬をポイントに替える事に。テンポイント1977、強非凡だと聞いていたのでゲットした時は嬉しかったんだけど、使い道が思いつかない。自家製種牡馬の父にして強力な配合組むのは困難だし、母父に使えるほど弾数確保できないし、イマイチ強くない繁殖牝馬作った所でその子供が本当に強いのか疑問だし、残る二回薄めなら完璧な配合も組めると思うけど、二回薄めって私的にやる意義をあまり見出せないんですよね。せっかく強非凡だから使ってるのに、その非凡を引き継ぐ可能性がごく僅かってどうなのか。あと例の以前紹介した凄馬仮説もありますしね。取り合えず今回はお別れするけど、いつかちゃんとした使い道を整えたいという気持ちはあります。

 あと、こういう風に☆5をポイントに換える時は、☆1を経由するのがセオリーです。使いたい☆4とかに直接換えてしまうと、余ってしまった時の再交換でポイントが目減りしてしまうんですね。☆1なら得る時と交換する時のポイントが同じなので目減りしません。

 一応気になった方のために書くと、画面に映ってる他の種牡馬の内、ロードカナロアは交換ポイント割引キャンペーンが来ないかどうか待ってタピットに換えます。サクラローレル1996は…その内書きます。

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 サンデー産駒×ゴールドアイボリーの自家製種牡馬作り、一頭目が何とか重賞を勝ってくれました。これで取りあえずは一安心。あとこの馬名見ただけで何表しているか分かった方は、相当察しが良いと思います。ディスチャーミンマーン♪

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 ダンスラインの父ノボトゥルー牝馬ファスリエフ配合、一頭目はこんな感じ。ダンスが優秀な種牡馬なんで何とかなりそうではあるけれど、キングズラインがもたついててまだ余裕のある状況でもあるし、もう少し粘りたい。

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 タピットラインのHampton系牝馬×ノヴェリストの手応えが全く良くないので、目先を変えてHimyar系のダノンレジェンドを付けてみました。このままサドンデス突入か?

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 461年目、ここで改めて各ラインの残り必要な年数を計算。繁殖入り何年目で後継が産まれるかは運次第なので評価が難しい所ではあるんだけど、タピット種付けの際に牡確定を待つため粘る事を考えても、どうも今の感じだとタピットラインの進みが早過ぎる感触。よってここは思い切って、ゴールドアンドアイボリー産駒には暫く待たせて、Hampton系牝馬作りからやり直すことに。そのためにセリで選んだのがメジャーエンブレム。当初はシーザリオとか考えてたんだけど、このメジャーエンブレムサッカーボーイ産駒との配合でノーザンテーストのクロスが発生するし、良いかなと考え購入。

 しかしあれですね、ノヴェリストが全く跳ねなかったのは、このままじゃ早過ぎるよって天からの啓示だったって事ですかね。ありがとうノヴェリスト

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 ピークを過ぎた自家製種牡馬候補は放牧のまま放置して、種牡馬入りをしばらく遅らせます。この馬はダート適性高めだったのでダートのG1に出したり色々やってみたんだけど、G2勝利まででG1を勝たせる事ができず。ガチャ才能の無尽蔵がダートで実績積ませるのに凄く良いって聞きますね。できれば欲しいんだけど、そこまで手を伸ばす馬蹄石的余裕は無いかなぁ。私はルメールと飛躍が欲しいんですよ。

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 新たに購入したメジャーエンブレムナリタトップロードを配合して、タピットラインのHampton系牝馬を作る。ここで少なくともG1コメくらいは欲しいかな。

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 ダノンレジェンド産駒はこんな感じ。もし強い馬が産まれたら、メジャーエンブレム買った代金はドブに捨てた事になると危惧してたんですが、弱くて良かった(?)。

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 タピットラインのゴールドアンドアイボリー自家製、二頭目。普通成長メモリ6って四歳秋頃には台頭してくると思うんですが、この馬はその頃になってもなかなか重賞に勝てなくて焦りました。何とか五歳になったら重賞勝ってくれて、一安心。

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 メジャーエンブレム×ナリタトップロードの初仔。もっと上の能力が狙えるのかもしれないけど、時間に余裕が無い、加えて種付け権がそろそろヤバい事からG1コメで妥協。ウマゲノムの中央値でもあるしね。

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 一番肝心なキングズライン、ジャワゴールド産駒でなかなか思い通りの後継が産まれない。ひょっとしたらこれ以上種を無駄にしないためには、撤退するというのも賢いやり方なのかもしれないけど、今回は色々経験だと思い続行。となるとどこかで妥協点を探らなければならない。今繁殖に上げられる馬の中から上位の能力の馬を一応キープ。

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 ジャワゴールド産駒のスピAを急遽BCライトに登録する事に決定。ロードカナロアに負ける位のとても残念なスピAなんだけど、こんな馬でもスプリンターズSでは割と上位に来る位、私が今BC登録してる馬は中長距離馬に偏っちゃってるんですよね。今後はBC登録馬のラインアップにちゃんと短距離馬も揃えておかないといけないですね。しかしとなると、調教開始時に適当に付けた躍動が勿体無い。ちゃんと才能は先々を見据えてつけていかないと駄目ですね

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 ジャワゴールド産駒の最終でG1コメを確保。他にもG1コメの牝馬がいたのでどちらを後継にするか考えたんだけど、他のラインの進捗状況、特にタピットラインの事を考え、新しく産まれた方を後継に決定。年上の方は超適当に名付けてたってのもあるし。

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 厩舎や牧場に放置した競走馬は、噂によると十歳位から突然死する事があるそうです。なので一応余裕をもって九歳で引退させました。

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 ダンスラインのファスリエフ産駒もなかなか思うような馬が生産できず、結局最後の産駒である、重賞コメのこの馬で妥協。上の方に写真も貼りましたが、最初の方はG1コメの馬も産まれてるんですよね。もし必ず配合を続けるつもりなのなら、しっかり現状で能力最高の牝馬をキープしていくって事をやらないと駄目ですね。勉強になりました。

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 立て続けに起こるミス。タピットライン、次はノヴェリストを配合すべき所に間違ってゴールド自家製をつけてしまう。ステータス良い方を無駄遣いしてしまった…。

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 ミスが止まらない。才能の調教をつけ終わってからおまかせに切り替えようと思って手動調教にして入厩させた馬を、調教をつけずに一年間放置してしまった。まぁ期待してる馬にはあんまやらないだろうミスではあるんだけど、稼げた賞金と伸ばせた能力が勿体無い。

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 気を改めてタピットライン、ノヴェリストを信じて良いのか確信が持てなくて、他の異系の種牡馬と一緒にウマゲノム。ノヴェリストとウマゲノムを信じようと決断。

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 キングズライン、セイウンスカイの初仔。ここは大事な所なんで、できれば妥協せずに次に進みたい。

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 タピットラインのノヴェリスト産駒、いくつかコメ来たー!スピードが足りないけど、次の配合にサンデーサイレンスのクロスを仕込んでるので、それで解決される事を期待しこの馬を後継に決定。ありがとうノヴェリスト

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 470年目、ダンス自家製の生産に突入。ここでの目標は、自家製種牡馬を五頭生産しその内二頭で実績をキープする事。実績積ませる事はあまり期待できないんで、基本数に頼る戦法。良い肌馬は揃えられなかったけど、良さげな配合なんで期待。

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 ダンス自家製の一頭目。結局全頭こんな感じの能力でしたね。おまかせでも重賞を勝ってはくれるんだろうけど、G1はあまり期待できないかなって位の。ワンチャンマイルG1を勝ってくれる事に期待し、牛嶋厩舎におまかせで預ける。

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 ポイントが再び切れたので☆5から再補充。この前ガルチ1988の配合を公開したのは、ここで交換に使うのが濃厚だったからなんですね。プライオリティーの問題だとは思うんですが。まぁBCライトに向けて短距離馬を生産するってのが、私にとって重要性で他に劣ったという事です。

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 タピットライン、タピットと配合する牝馬の生産です。リターンザリングとララララララーラがここで使う種牡馬です。両方とも実績維持できてませんね。まぁ共にG2馬なんでしょうがないです。

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 牝馬の祖母にダイワメジャー産駒のメジャーエンブレムを使ってるので、ここでサンデーのクロスが発生します。

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 おっ、タピットライン、なかなか良い馬が来た!と思ったら、

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 安定の牡馬でした(二回目)。

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 キングズラインのセイウンスカイ産駒、結局目標のスピスタCCG1コメに届く馬は生産できませんでした。よって妥協案として、DCG1コメの最後に産まれたこの娘を後継とします。CDG1コメの牝馬もいてどちらにするか迷ったんですが、スピードは完璧な配合である程度上がる、それより先々で三冠馬を目指すならスタミナを確保したいと考え、こちらにしました。

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 ダンス自家製の生産、産まれた牡馬五頭をおまかせ厩舎が無事種牡馬にしてくれました。あとは実績Aが一頭でも多くいてくれる事を祈るのみ。しかしこうやって見ると、牝馬一頭で牡馬五頭生産って結構ギリギリですね。

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 タピットライン、今回は二つしか準備できない種付け権で確実に牡馬を生産するために、産駒の性別が牝牝と二回続いた後の産駒の性別は必ず牡(逆もまた同様)というダビマスのシステムを利用します。すると、タイミングが来るのを待つのに結構時間が掛かる、となると強い牝馬を待ってる時間的余裕は無いという事で、牝馬が産まれたら順次繁殖に上げ、要らない自家製種牡馬と配合していきタイミングを待つ事とします。

 

 キリの良い所まで進んだので、今回の記事はここまでとします。またある程度進んだら記事としてまとめたいと思いますが、多分初心者向けのちょっとした攻略記事とかが先になりそうです。しかし私の記事は毎度ながら長過ぎますね。今度はコンパクトにしたいです。

 

9/6追記:この記事の続きが完成しました。

kshn.hatenablog.com

【音楽】Oceansizeの主要作品を解説する【discography】

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 Oceansizeというバンド、皆様ご存知でしょうか。恐らくたまたまこの記事を見た方の殆どは聞いた事も無いでしょう。彼らの活動中に国内版が発売されることはなかったですし、音楽雑誌で取り上げられる事も殆ど無かったので、日本国内での知名度は相当低いものと考えられます。一方キーワード検索Oceansizeでこの記事に辿り着いて下さった皆様、よくぞ来てくださいました。

 この記事では国内有数のOceansizeファンであると自任する私管理人が彼らの主要作品を解説する事で、彼らの刻んだ足跡を日本語で読める形で残しておきたいと思っております。あとできればOceansizeについて語り合える人と出会いたいなんて思惑もあり。

 

 

 では早速バンドの紹介から行きますが、英語版Wikipediaの彼らの記事が相当充実してますので、英語長文を苦にしない方はそちらにも目を通して頂ければと思います。

Oceansize - Wikipedia

 Oceansizeは1998年に結成の英国人五人組バンド。バンド名はJane's Addictionの楽曲Ocean sizeから。Salfordのカレッジで出会うものの、デビュー前には音楽都市として名高いManchesterに活動拠点を移し、以降解散までManchesterのバンドとして活動します。幾度かのメンバーチェンジを経て固まったデビュー時のラインアップは、

・Mike Vennart ヴォーカル、ギター

・Steve Durose ギター、バッキングコーラス

・Richard "Gambler" Ingram ギター、キーボード

・Jon Ellis ベース

・Mark Heron ドラム

 彼らの音楽性を説明するのに、確かMyspace(懐かしいですね)に彼らが影響を受けたバンドを列挙したバイオがあったと記憶していたので探してみると、まだありました。

oceansize (oceansizeband) on Myspace

 記事からバンド名を拾い上げて列挙してみると、Pink Floyd,Mogwai,The Verve(別の記事では初期のみと限定していました), Jane's Addiction, Tool, My Bloody Valentine, Swervedriver, Can, Tortoiseとなります。ジャンルでいうとプログレ、スペースロック、ポストロック、ファンクメタル、ヘヴィロック、シューゲイザーといった感じですね。特に初期の彼らはこれらバンドの影響を感じさせながらも、様々な要素を彼らの知性でミクスチャーさせる事で、オリジナリティーを獲得していたように思います。バンド名とか音楽ジャンルとか列挙されても良く分からない?要するにクソカッコいいという事です。

 楽曲が良いというのは勿論なんですが、私が思うOceansizeの魅力は主に以下の三点です。

①トリプルギターのアンサンブル

 トリプルギターというとRadioheadを想起する方も多いと思いますが、OceansizeはRadioheadと同じようにクリーントーンが美しく、そしてヘヴィ方面はRadioheadより激しく振り切れてます。その振り幅はMogwaiを想起して頂ければ良いかと。ただし、MogwaiよりOceansizeの方がよりヘヴィです。またRadiohead同様、様々なエフェクターを駆使したイマジネイティブなサウンドも楽しめます。

変拍子

 Oceansizeの楽曲は殆どが変拍子です。しかもかなり複雑なのがガンガン出てきます。Tricotなんかで変拍子に目覚めた方、このOceansizeもイケますよ。あとOceansizeはドラムが凄いです。ドラマーのMark Heronは現地のドラム雑誌に取り上げられる程の凄腕。

③歌詞

 OceansizeのフロントマンであるMike Vennart は上記のバンドの他Pavementなんかも好きらしいのですが、そのMikeによる歌詞もバンドの魅力の一つです。英語の歌詞の魅力を語るってのは語学力低い私には難しいのですが、そんな私の心にも残る詩のラインがアルバム中に何個も出てくるんですよね。あとMikeの書く歌詞は所々結構難しめの単語が出てきます。例えば当時文系大学生だった私は、catalystやamputeeといった単語をOceansizeの曲名で初めて知りました。

 

 という訳で作品解説に移ります。もう買えない作品も多いですが、参考にして頂くためにAmazonのリンクを貼っておきます。

A Very Still Movement E.P

A Very Still Movement E.P

 

  4曲収録のep。恐らく日本人がeBay等を使わずにCDショップで買えたものとしては、これが最も初期のものになるのではないかと思います。多分買ったの30人もいないと思いますが。ちなみに私はこの作品以降発売されたCD/DVDは全部持ってます

 Amazonに登録されてるのは2002年発売となってますが、他の情報源によると2001年発売で、Myspaceのバイオによると、Manchester's best unsigned bandとして彼らを知らしめた作品との事。#1、#3は後に1stアルバムに再録されます。録りはあまりキレイではないですが、当時既に楽曲のアレンジは完成していたことが分かります。#2は繋ぎのちょっとしたインストです。で、このepの最大の魅力は何といってもこのepでしか聴けない#4です。


  彼らにしてはシンプルなリズムですが、始まりの品の良いクリーントーン、そして急転直下のディストーション地獄と、まさにOceansizeの初期衝動の一曲と言って良いのではないでしょうか。

 

Relapse Ep

Relapse Ep

 

  2002年発売、3曲収録のep。特にフロントマンのMikeが大ファンらしいCardiacsというバンドのリーダーであるTim Smithがプロデュース。このepから大手インディーであるBeggars Banquet所属になります。この時に現在は超大物のBiffy Clyroとレーベルメイトになった事が、現在まで続く交流のきっかけになったのではないかと思います。

 #1、#3は後の1stアルバムに再録。大手インディーという事で、前作より音がかなりキレイになってます。アレンジも前作と同じくほぼ完成してますが、ただ#3、You wishのイントロがアルバムとは違う仕様になってます。このepの最大の魅力は、やはりこのepでしか聴けない表題曲、#2ですね。

 十分かけて海底から美しい太陽が輝く海上まで浮上するようにじりじりと高揚していく、ポストロック版Marquee Moonとでも形容したくなる至高の一曲です。ちなみにこの曲は彼らの今回取り上げてない初期epの収録曲、Ebbのリメイクです。しかしこれ、Amazonのレビューと全く同じような表現ですね。いやー誰がAmazonのレビュー書いたんでしょうか!

 

 その後彼らはいくつかのep、シングルを発売(今回は割愛します)し、いよいよ2003年1stアルバムをリリースします。 

Effloresce (Remastered)

Effloresce (Remastered)

 

 このアルバムタイトルの意味が分かる方は恐らくTOEICスコア900は堅いのではないでしょうか。 

 12曲収録のトータル76分。初回盤は四面開きのデジパック仕様です(私のはこれですがもうボロボロです)。epやシングルで既発の曲が多く、純粋な新曲の内#1、#5、#9は繋ぎのインスト物、歌物の新曲としては#12の一曲のみとなります。でも既発の曲が多いと言ってもとてもクリアに録音してくれてるので(彼らのようなバンドの場合キレイな録りでないとその魅力が十二分に伝わってきません)、特にA Very Still Movement epの曲なんかは全く新たな印象で楽しめると思います。またアルバム全体の流れもしっかり考えられ、既発の曲群もアルバムにきちんとなじんでますね。

 アルバムの特徴を挙げると、やはりまずは四曲の長尺曲ですね。長尺曲は以降彼らの特徴となっていきます。最初は面食らうかもしれませんが、10分程度の長さ、すぐ慣れます。また、彼らの作品の中ではこのアルバムが最もポストロック的なサウンドと言っていいのではないでしょうか。要するに分かりやすくキレイです。平均的な楽曲の長さが比較的短い(これでもそうなんです)のもあって、私がもし初めてOceansizeを聴く人に勧めるアルバムを一枚選ぶとしたら、この1stかなと思います。

 この曲、PVもありますが、尺を縮めるために曲がエディットされてて、そのエディットが全然駄目です。フルで聴きましょう。あとコーラスの歌詞がとても良いですね。和訳すると、「だけど僕は未来に怯えていて、現在の事に無知で、過去に対して用心深い」。一体どうしろと。

 この曲は、当時Mikeが付き合っていた性格がアレな彼女に向けて書いたらしいです。Perfectionist you falter, all guts no mind to alterのラインがとても好き。


 1stアルバムの中でも特にポストロック的な一曲ですね。この印象的なタイトルは当時見た雑誌の記事名から頂いたとの事。あと機材好きな向きのために書いておくと、フロントマンのMikeがこの動画で弾いてるストラトは子供の頃に手に入れたSquireで、リアのPUはDiMarzioの確かTone Zoneか何かです。

 ちなみに、Amazonのリンクを見て頂ければ分かる通り、このアルバムは2017年にリマスターされアナログとデジタルで再発されました。私もめったに聴かないアナログをわざわざ買いましたよ。その時一緒に買ったTシャツがやたらサイズが小さくて困ってます。

 

 1stアルバムである程度の批評的成功を得、またリリース後のツアーを無事に回った彼らは、2ndアルバムの前に再びepをリリースします、

Music for Nurses

Music for Nurses

 

  2004年リリース、5曲25分は全てアルバム未収録。ちなみにこのepのタイトルがMusic for Nursesで、後に発売される2ndアルバムに収録されてる楽曲のタイトルがMusic for a Nurseです。まぎらわしいですね。

 このepの特徴はまず全体を貫くダークなトーンですね。1stアルバムとは一味違うOceansizeが楽しめます。またこのepから、ドロップCチューニングが導入されました。説明しておくと、1stまでの彼らのギターは全音下げという、低い音が出るように弦を緩めたチューニングを使っていたのですが、今回新たに一番低い音が出る六弦をさらに緩める事で、ギターから出せる最低音を更新したという事です(多分1stではドロップC使ってないと思いますが、もし使ってたらすみません)。5曲25分という事で、一曲毎の長さは1stアルバム程ではないのですが、今作では#3~#5、トータル13分が組曲風に繋がっています。本当ようやるわ。

 まるでToolをMassive Attackがリミックスしたかのようだ、と当時評された一曲。

 これまでの彼らにはあまり無い疾走感のある楽曲。またこの曲ではMikeの激しいシャウトが聴けます。

 

 2ndアルバムに関連してシングルのリリースもあったのですが、これも割愛します。

Everyone Into Position

Everyone Into Position

 

  2005年リリース。今Wikipedia英語版のこのアルバムのページを見て、一曲目の前に隠しトラックがある事を初めて知りました。いや、昔知ってたっけな?とにかく聴いてみたいんだけど我が家の再生環境じゃ聴けない。隠しトラックも含めれば11曲69分です。ちなみにこのアルバムがフロントマンMikeにとって、Oceansizeのアルバムの中での一番のお気に入りとの事。

 彼らが影響を受けたバンドの中に、The Verve(初期限定)というのがありましたが、私が思うにこのアルバムは、彼らにとってのUrban Hymnsなのではないかと。当時の多発する宗教テロやイラク戦争、またプライベートにおけるMikeの父親の死(だからMusic for a Nurseらしい)といった物事を経て抱いた神への思いを、彼らなりの聖歌として昇華したのではないでしょうか。#2や#10では聖歌的なサウンドが奏でられる一方で、#1や#3は混沌とした時代を表象するかのようにカオスが音像として具現化されています。また、#8~#10の三曲は再び組曲風に繋がっています。今度はトータル21分。また書きます。本当ようやるわ。

 正直に書くと、私のアルバム発売当時、初めて聴いた時の第一印象は「あぁ、何か売れなさそうなサウンドの方に行っちゃったなぁ…」でした。でもこのアルバムの出来も素晴らしいですよ。1stでデビュー前に蓄えていた物をあらかた出し尽くしてしまった中で、良くこれだけの、ひょっとしたら1stアルバム以上のクオリティで仕上げてきたなと思います。という訳でこのアルバムもお勧めです。

 この楽曲もPVはエディットされてて駄目です。ライブ映像でイントロのアーアーってのを観客が合唱するのがなかなか熱いんですが、生憎良いライブ映像が見つかりませんでした。

 ドロップCチューニングが用いられた一曲。ちなみにこの曲に登場し、またアルバムタイトルであるEveryone into Positionというフレーズは、Mike曰く当時の世界を象徴する言葉であるとの事。

 この曲はまず歌詞が最高です(私はOceansizeの全楽曲の中でこの曲の歌詞が一番好きです)。そしてコーラスの9thコードのアルペジオが最高です。あと最後のコーラスで入ってくるギターがたまりません。ちなみにこの曲でのMikeのギターのチューニングは、六弦からCGDGBE、PavementStephen Malkmusから影響を受けたチューニングとの事。

 

  2ndアルバム発売後、彼らはBeggars Banquetから独のインディレーベルであるSuperball Musicに移籍。また2ndアルバムを最後にベースのJon Ellisが脱退、替わりのベースにサイドプロジェクトKongのメンバーであるSteven Hodsonが加入します。 

Frames (Bonus Dvd)

Frames (Bonus Dvd)

 

 2007年発売。ボーナストラック一曲と曲間の空白も含めて、9曲で78分。空白が30秒なんでそれを除いても、楽曲の平均長で過去最高を達成。

 このアルバムのサウンドの特徴としては、まずキーボードが大々的に導入されている事が挙げられます。主にギター担当のGambler(ステージのこちらから見て右側でSGタイプのギターを弾いている、ダンディーな人の事ですね)が担当してます。氏のキーボードは#1、#3、#4、#5、#6、#8、#9とこのアルバムの各所でフィーチャーされていますね。またこのアルバムは全体的に空間の余白を生かした、残響を聴かせる音の作りになってます。その事により得られたサウンドが、ダークというよりイービルといった趣。#1、#5、#7辺りは特にイービルな感じですね。その一方で前作の路線を引き継ぐ聖歌的なサウンドも#4、#8辺りで聴け、この聖と邪の交錯(実に厨二っぽい解説で申し訳ないんですが)がこのアルバムの魅力なのではないかと思います。

 Oceansizeのアルバムは1stから3rdまで全て傑作だと思うのですが、私はこの3rdが一番好きですね。んーなんでなんだろ、やっぱり特に優れた楽曲が揃っているからでしょうか。あと、様々な影響を咀嚼して、このアルバムでついにOceansizeというバンドの個性を真の意味で確立したってのは言えるかもしれません。

 あとこのアルバムは、アルバム全曲を無観客ライブで再現したFrames Liveと呼ばれるライブDVD付きで再発されています。当然私も持ってるんですが、聴き過ぎて上手く再生出来なくなってしまってるんですよね。恐らく現在ではDVD付きは入手困難でありましょうし、誰かがYoutubeにアップしてくれて実にありがたい限りです。


  中間のクリーントーンのパート、世界で最も品の良いギターパートではないでしょうか。にしてもなんでこんなクソカッコいい曲を書くバンドが売れなかったのか、さっぱり分かりませんね!


   Gamblerのキーボードがフィーチャーされた一曲。イントロパートの分数コードのアルペジオ、ギターで弾くのはなかなか辛いです。あと私的には、Mikeが楽曲終盤、最後の歌唱が終わった後の六弦をスライドする所がこの動画のエモいポイントです。


  イービルなサウンドのアルバム一曲目。「正気を保とうとするなんて止めちまえ」というラインが印象的。ちなみにこの楽曲名ですが、9/11の部分がマズいと判断されたらしくCDの楽曲名では伏せられています。Mike曰くテロとは関係が無いとの事ですが。

 

 2008年はバンド結成十周年という事で、それを記念した三夜連続のライブをManchesterのRoadhouseで行います。そしてそれを撮影し翌年リリースしたのがこの作品。

Feed to Feed

Feed to Feed

 

  2009年発売、CD4枚DVD3枚組、5000組限定発売のボックスセット。CDとDVDは同じライブを収録。

 このライブでは、一夜毎に既発のアルバムを一枚づつ完全再現が行われました。という訳で他では観られないレアな楽曲のライブ(まぁ彼らのオフィシャルなライブ映像作品はこれとFrames Liveしかないのですが)が楽しめます。そしてそれらに加えてアンコールではMusic for Nurses epの全楽曲、3rdアルバムFramesのボーナストラック、そしてレアなシングルB面曲(シングルRemember where you areのB面です)が披露されています。

 で、肝心の作品の出来ですが、かなり良い出来だと思います。アルバム全曲、バッチリ再現できています。ただ三日目のFramesだけは、いささかの疲れがみられる、そして何よりじっくり時間をかけて撮ったであろうFrames Liveとの比較にどうしてもなってしまう、という事で評価が前二日と比べれば下がるかな、とは思います。全然破綻した演奏とかではないんですけどね。あとは楽曲ですね。これだけで十分貴重ではあるんですが、どうせならRelapseとかSize of an oceanとかもやってくれれば、このボックスセットの価値も更に爆上がりだったんですが。

 それとこのボックスセットには、これまでの主要作の歌詞が載っています。これまで歌詞カードがあったのは2ndアルバムだけなんで、リスニング力が弱い、でも一緒に歌いたい私のような人間にはとても嬉しい仕様となっております。まぁ歌詞はググッたら大体見つかるかなとも思いますが。


  2ndアルバムの最終曲。この曲で既にGambler、キーボード弾いてますね。


  1stアルバムの一曲目。こういったインストもきちんと再現されます。映像付きの動画が見つからなかったのですが、映像ではこの曲でもGamblerがキーボードを弾いています。

 

 また同じく2009年、ボックスセットの発売一か月後に新機軸のepを発売。

Home & Minor - EP

Home & Minor - EP

 

 2009年発売、限定3000部。6曲で33分と、楽曲の平均長は短くなりましたね。#3のドローンがFeed to Feedのメニュー画面に用いられてますが、他は全曲アルバム未収録。

 これまでも過去作の二番煎じは決してしてこなかった彼らですが、今作では作風をガラッと変えてきました。今度のOceansizeは静かです。まず、ディストーションがほぼ使われていません(一か所だけ、味付け程度に控え目な使用があります)。また、トランペットやアコースティックピアノといった新たな楽器が採用されています。あと歌のメロディーも、これまでのメロディーはアンセミックなものだったと思うのですが、今作では器楽的と言えばいいんでしょうか、アンサンブルの一部として全体に馴染んでいます。これらの変化による総体的なイメージとしては、室内楽的という言葉がしっくりきますね。あと一部は上に書いた通り静かなドローン、アンビエント的です。結成十年を超え、ちょっとこれまで未挑戦の方面にトライしてみたかったのかな、というのが私の感想です。限定発売でもありますし、今後この方向性が本格的に継続されたわけでもありませんしね。他の作品とは違う静かなOceansizeを聴いてみたい方にはお勧めします。


  アコーティスティックピアノがフィーチャーされたインスト曲。リズムが凝ってますね。


  相変わらずこのように長尺曲もあり。鉄琴と木琴が使われてますかね?

 

 これまで長々と彼らの作品を解説してきましたが、いよいよ次の4thアルバムが最終作になります。

Self Preserved While Bodies Float Up

Self Preserved While Bodies Float Up

 

  2010年発売。スペシャルエディションのみに収録のボーナストラックも含めると11曲55分。タイトな路線はアルバムでも継続されています。相変わらず8分オーバーの長尺曲も二つありますが。#8にBiffy ClyroのSimon Neilがバックコーラスとして参加。

 正直当時の私は前作のepからあまり気に入ってなかったのですが、このアルバムには心底失望したことを覚えています。そして今改めてこの記事を書くために聴きなおしてみての感想も、『そこまで悪くはないのかもしれない、でもなぁ…』って感じですね。私が思うに、まず楽曲・アレンジに3rdの頃までの良さが無いかなと。Oceansizeの楽曲・アレンジの良さって、五人のメンバーでジャムしながらそれぞれの創意工夫を盛り込んでいく事により築かれる、意外性のある展開と豊かなアンサンブルにあったと思うのですが、このアルバムではその点に欠けているという印象です。何というか、アイデアが単線的。あとサウンドですね。ロック系のアルバムにおいてディストーションサウンドの質ってかなり大事だと思っているんですが(例えばRadioheadのPablo Honeyはこの点でかなり損していると思います)、このアルバムのディストーションは正直私にはつまらないです。特に#1なんて在り来たりの音過ぎて泣けてきます。まぁこういう音が好みの方もいらっしゃるのかなとは思いますが。どうやらこのアルバムを製作していた頃から、一部メンバーのドラッグ禍やらバンドを取り巻く環境がかなり悪化していたようですね。このアルバムの発売後のツアーにおいて、バンドはFeed to Feedの頃にはあれだけの完成度を誇っていたパフォーマンスを維持できなくなり、結果2011年に解散します。

 私は正直このアルバムはあまりお勧めできないです。1stから3rd、それにepも買って、せっかくなんでOceansizeのディスコグラフィー完成させようかなって人は、良ければ買ってみて下さい。ひょっとしたら気に入るかもしれないし。あと、このアルバムで初めてOceansizeを聴いた人も、できればOceansizeってバンドはこんなものかと見限る事無く、是非他のアルバムを聴いてみて欲しいなと思います。他のの方が断然良いから。


  この曲はアルバムの中でもマシな方です。

 この曲なんかは前epからの延長線上にあると言えますかね。後半は思いっきりディストーションが掛かってますが。ちなみに私もこのメンバーのサインが書かれたカード持ってます。


 恐らく4thアルバムを購入した人でも殆どの人達が聴いた事無いであろう、ボーナストラック。まぁ、ボーナストラックですね。

 

 

 最後にバンド解散後の活動についても簡単に触れておきます。各メンバーそれぞれ音楽活動を続けているようですが、やはり一番目立つのが元フロントマンのMike Vennartですね。彼はVennartとしてソロデビューしており、2ndアルバム、タイトルはTO CURE A BLIZZARD UPON A PLASTIC SEAがもうすぐ(2018年9月)にリリースされる予定です。

 この曲なんてかなりカッコいいので期待しております。それにしても元'Sizeのギター三名が勢揃いという事で、往年のファンは胸が熱くなりますね。

 どうやらVennartの2ndアルバムのフィジカルなCDやLPは、Amazonでも取り扱いが無いようです。なので現物に拘る方々は、Vennartのオンラインストアから直接購入しましょう。

Vennart pre-order catalogue

 それと、MikeとGamblerはBritish Theatreというユニットを組んで活動しています。

Music | British Theatre

 現在フィジカルで買えるアイテムは無いようですが、視聴やデジタルでの購入は上のリンクからできます。

 あとMikeは以前から仲の良かったBiffy Clyroのライブでのサポートギタリストも務めていますね。どうやらそれで来日もしてるようです(ギターに日本語のステッカーが新しく貼られてますね)。

 

 今後も元メンバーの活動等あればこのページを更新していきたいと思います。Oceansizeというバンド、未聴の方は是非一度耳を傾けてみて下さい。この記事に動画を貼った楽曲以外でも素晴らしい物が沢山ありますので。

 

2020/1/31追記:Vennartがニューシングルを発表しました。

kshn.hatenablog.com

 2020/3/20追記:Oceansize最期のライブ映像が公開されました。

kshn.hatenablog.com

 3/31追記:Oceansize ArchiveというYouTubeページができました。

kshn.hatenablog.com あと恐らく多くのファンの方が気になってるであろう再結成の可能性ですが、私は残念ながらかなり低そうだと見ています。一部メンバー間の人間関係が修復不可能なレベルで悪化しており、またメンバーを入れ替えての再結成にも否定的なようなので。

 

【音楽】名曲・名演セレクション その2 The Strokes / Reptilia

 ジャンプの『ぼくたちは勉強ができない』、アニメ化決定だそうですね。まぁ予想通りだし別に異論は無いんですが、同じラブコメならサンデーの『初恋ゾンビ』も私はアニメ化されてしかるべき作品の出来だと思うのですが、どうでしょう。あとサンデーなら『BE BLUES!』なんてとっくにアニメ化案件の作品かと。まぁサンデーは読者数とかでアニメ化の訴求力が弱いんでしょうね。ジャンプは読者数が多い代わりに競争が激しいってのもあるし、どちらがどうとは一概には言えないのでしょうが。

 

 でさて、色々と長文記事の準備を進めているんですが、生憎今日中にアップできそうにない。という事でこのシリーズ行きます。今回はPVです。

 


The Strokes - Reptilia

 The Strokesというと今世紀初めに起こったロックンロール・リバイバルの旗手的存在でしたが、彼らの魅力はロックンロールという言葉から想像される初期衝動的な物とは一味違う所にあると私は思っています。むしろ緻密に構築された、スクウェアなリズムの印象もあってまるで懐中時計やジグソーパズルのように四人の楽器隊+ヴォーカルが絡み合うアンサンブルこそが、彼らの最大の魅力ではないでしょうか。そしてこのPV、特に最後の画面四分割はそういった彼らの魅力を分かりやすく伝えてくれる恰好のアイテムだと思います。私も1stアルバムのIs this itは当初ピンと来なかったのですが、このPVを観てThe Strokesの良さに開眼しました。

 あと、現在の彼らは着たい服着て好きな格好をするって感じですが、当時の彼らはとにかくファッショナブルでしたね。当時大学生になって必要性と共にファッションに目覚めた私も、色々と彼らの服装を参考にさせてもらったりしました。例えばこのPVに出てくるadidasのハイカットと同じようなスニーカーを探してみたりですね。そういう意味でも私にとっては思い出深い作品であります。

【ダビマス】管理人が選ぶ!ダビマスに実装して欲しい種牡馬・繁殖牝馬

 昨日のアジア大会の陸上男子100m、山縣選手は残念でしたね。ただ、あの記録の出なさそうなトラックで自己ベストタイの10秒00ですから、彼の今の全力は十二分に出し切ってくれたんではないかと思います。今回は優勝した蘇炳添が強かったと言わざるを得ないですね。チームジャパンとして四継、4×100mリレーでリベンジしてくれる事を期待します。

 

 さて、このブログはまだ通算PVが1000にも満たない過疎ブログなんですが、あまり見られてないからこそ好き勝手書けるというのもあります。という訳で今回は、恐らくダビマスプレイヤーなら誰でも胸に秘めてるであろう、今後ダビマスに実装して欲しい種牡馬繁殖牝馬を管理人の好みでリストアップしたいと思います。イエーイ近藤P見てる~?

 

・非凡付きキングカメハメハ

 まずは可能性が高そうなのから行きます。似たようなポジションのタキオンも非凡付きが新たに登場したことだし、キングカメハメハの非凡付きもまず今後登場するのではないでしょうか。あんま最強馬生産でキングカメハメハって聞きませんが、プレイヤー達が使ってみたくなるような魅力的な非凡を期待したいです。キンカメの非凡なら、まずマイルと2400mの両方カバーは当然ですよね。競馬場で条件絞るのは、まぁ有りだと思います。

 

ジャスティファイ

 日本国内生産馬なら最新の競走馬でも種牡馬化してる、また米三冠馬の先輩であるアメリカンファラオ種牡馬化してるという事で、この馬のダビマス登場もまず固いのではないでしょうか。血統をチラッと調べてみましたが、五代血統内にMr. ProspectorやらNijinskyやらの因子を持ってて、なかなかダビマス内でも使い勝手の良い馬になるんじゃないかと思います。逃げ馬で強非凡持ち(米競馬史上二頭目の無敗の三冠馬に、まさか下手な非凡は付けないでしょう)となる事でしょうしね。

 

オグリキャップホーリックス
 最近の名馬で種牡馬化していないと言ったら、何と言ってもオグリキャップですね。競争成績と種牡馬としての成績のギャップに苦慮してるのか、それともただ後に取ってるのか、分かりませんが。オグリキャップは父父Native Dancerなんで、その辺で色々使えそうな気がします。あとオグリキャップを実装するのなら、是非ホーリックスもセットで実装して欲しい。ダビマスに南半球の血統を導入というのも面白いですし、当時世界レコードのワンツーフィニッシュの馬同士を配合ってのも楽しいじゃないですか。

 

シンザンセントライトトキノミノル、クリフジ

 オールドファンの胸を熱くする懐かしの名馬が多数登場しているダビマスですが、もういっその事遡れる所まで遡ったら良いと思います。まぁ見事血統は渋いし使えるクロス因子は持ってないしで、強非凡があってもなかなか使いづらいのですが。ただクリフジは、もし実装されたら配合の起点として使える強力な繁殖牝馬として重宝されるのではないかと思います。血統表の見方がよく分からなかったのであんま自信無いんですけど、多分Hampton系になるのかな?

 

ニジンスキーサドラーズウェルズ、ミルリーフ、シーバードブリガディアジェラード
 日本の歴史的名馬は多数種牡馬化してる、米もセクレタリアト種牡馬化済みという事で、欧州競馬の歴史的名馬も是非ダビマスに種牡馬として登場させて欲しい。当然強力な非凡もそれぞれに付けて。ブリガディアジェラード以外は全ての馬がそれ自身長距離のクロス因子であるというのも美味しいですが、私的にはシーバードを是非使ってみたい。好きなんですよシーバード

 

・ミエスク、ウィークエンドサプライズ、グッバイヘイロー

 それぞれダビスタでの名前がサヨナラ、パリティビット、ユアウェルカムという事で、旧ダビスタシリーズで登場した懐かしの繁殖牝馬達ですね。これらを復活させたらオールドファンも大喜びだと思うんですが。これらの内、父ヌレイエフのミエスクも美味しいですが、何と言ってもグッバイヘイローですね。もしグッバイヘイロー、そこまで優秀じゃなくても父Haloの繁殖牝馬がダビマスに導入されたら、購入権が欲しいと全国のダビマスプレイヤー達があちこちで禁断症状を起こして暴れ回るくらいの最重要繁殖牝馬になる事が予想されます。

 

ダイワスカーレットヒシアマゾン

 ダビマスに未登場の国内繁殖牝馬で超大物と言ったら、この二頭でしょうか。特にダイワスカーレット。ライバルのウオッカは登場してるのに、なぜ未登場なのか。こういうウマ娘に登場した馬達を種牡馬繁殖牝馬としてじゃんじゃん出せば、ファンも喜ぶと思うんですけどね。せっかく大ヒットした競馬絡みのコンテンツなのに、なぜ便乗しないのか。

 

メジロデュランを再び、もしくは使い勝手の良い☆3か4のTeddy系新種牡馬

 この辺から運営へのクレームの色彩が強くなってきます。過去のダビマスでは期間限定イベントがいくつも行われていて、そこで得られた期間限定の種牡馬やら才能やらを最近始めたプレイヤーには手に入れる方法が無いってのは、まぁしょうがないのかなと思います。ただ、このメジロデュランだけは持ってるか否かでダビマスというゲームの難易度が変わり過ぎる。最近始めたプレイヤーへの配慮を是非見せて欲しいと思います。

 あと同じようなので、Phalaris系とか超マイナーの系統で使いやすい☆3か4の種牡馬というのも考えられますが、それは正直ゲームを簡単にし過ぎるかなとも思います。いたら絶対使うけどね。

 

・新たな非凡を持ったディープインパクトナリタブライアンダンシングブレーヴ

 最後のは明らかにクレームです。非凡な才能というシステムに思う所はプレイヤーの皆さんあるだろうと思いますが、私は特にこの三頭における非凡な才能が受け入れ難いです。それぞれ偉大な成績を残した大名馬達だというのに、非凡が脆弱過ぎる。ディープもブライアンも何故か非凡の使える範囲が中距離だし(どちらも明らかにクラシック~長距離で本領を発揮した馬でしょう)、挙句弱いし、ダンシングブレーヴは80年代欧州最強と言われる大名馬だというのに、非凡な才能が他の馬多数と被る洋芝適性だし。特にディープですよ。競争成績も繁殖成績も日本の競馬史において屈指の超名馬だというのに、この扱い。私はディープよりオルフェーヴルの方が好きなんですが、そんな私から見ても今のダビマスにおけるディープの扱いは、ファンが気の毒過ぎる。

 見出しには新たな非凡と書きましたが、私は既存の非凡をガラッと一新するというのも有りかなと思います。使える範囲が広がって、それに強くなって文句を言うプレイヤーはまずいないでしょうから。ダンシングブレーヴは新たに登場させて全く違う非凡にして欲しいけど。

 

 

 書いてる内にそうだあれもこれもと思いついて、また記事が長くなってしまいました。まだまだダビマスというゲームでお楽しみは沢山あるという事ですね!今進めている配合がそろそろキリの良い所まで進みそうなので、次のダビマスの記事は攻略系のものにしたいなと思っています。

【ダビマス】ガルチ1988を用いたお手軽配合の案

 BCライトの登録、始まりましたね。実は私も、競馬好きお兄さんの物ほど立派ではないものの、ガルチ1988を用いたちょっとしたオリジナルの配合の案を準備していました。ところが、BCライトに向け実践できないどころか、諸々の事情でお蔵入りになりそうな気配が濃厚になってきたんですね。それならば…という事で、ここで思い切ってその配合案を公開してみたいと思います。

 一つご注意を。今回の配合、私管理人は全く試していません。よって、この配合でスピ十分出ますか?といった質問や、お前の配合のせいで貴重な☆5が無駄になったぞどうしてくれるんじゃヴォケェェ、といった苦情には一切対応できかねます。その点ご了承頂ける方のみ、もしよろしければこの配合を試してみて下さい。

 ただちょっと、スケジュール的には間に合うか微妙ですがね。巻きで行けば何とか間に合うか?

 

 では配合案です。

 繁殖牝馬の配合は

ルインズリープorファーストオーダー

 ×

サクラユタカオーorマサラッキorミズンマストorエアジハード

 ×

キングズベスト

のテンプレ完璧な配合です。

 それと配合する自家製種牡馬の配合が

St. Simon系牝馬

 ×

ゴールドアリュールorゼンノロブロイ

 ×

ファスリエフ

 ×

ガルチ1988

です。

 完璧な配合二連続、二回目の完璧で発生するクロスがMr. Prospectorの3×5×4とヌレイエフの4×5です。短距離馬生産のための配合なのに、最後で短距離クロスが無しってのはこの配合の大きな欠点ですね。

 それと種牡馬配合の所のゴールドアリュールゼンノロブロイは、それらにするとファスリエフとの配合でスピードのクロスが発生するのであえての指定(他にも候補は大量にいるので、各種ツールで検索してみて下さい)ですが、もし無ければRoyal Charger系や他の異系の種牡馬で代替も可能です。また、ゴールドorロブロイまでの配合を市販のハツコイケールを使う事でショートカットも可能ですが、ただハツコイケールは良の繁殖牝馬なので、以降の実績積みが相当辛くなる事が予想されます。もしくは名牝メジロオーロラでも良いんですが、ただ今多分セリにいないですよね。

 

 もし実際に試した方がいらっしゃったら、その結果をコメントなりに書き込んでいただけると嬉しいです。もしくは、一応この記事書く前に再度確認したので大丈夫だとは思うのですが、もし何らかのミスがあったらご指摘頂けると大変ありがたいです。

【音楽】名曲・名演セレクション その1 Radiohead / Fake Plastic Trees (Live at Glastonbury Fes 2003)

 音楽のシリーズをもう一つ立ち上げたいと思います。YouTubeで観れる名曲や名ライブ演奏を私の好みで選んで記事にしていきます。私が愛読する音楽機材系ブログのマルハチblogさんからアイデアをパク…もとい、インスパイアされたものですね。こういうシリーズなら記事書くネタが他にない時でもササッと書けそうとかいう目算もあり。

 

  一曲だけ切り出したものもあったのですが、あんまり画質が良くなかったので、フルライブのこちらにしました。YouTubeを新たに開いて頂いて動画の詳細説明を開くと、各楽曲へのスキップがあります。もしくはこのライブ全体が名演なので、お時間がある方は是非全部観てもらいたい。追記:頭出しした動画に差し替えました。

 私は名演というのは、まず第一にその楽曲の真の価値に気付かせるものだと思っています。例えば私にとってこのGlastonbury Fes 2003のFake Plastic Treesがそれです。その一年半位前、2002年初め辺りからRadioheadを聴くようになって、当時はHigh and Dryの方が好きかなーとか思ってたんですが、このライブを観て、Fake Plastic Treesが私的Radiohead名曲ベスト5に一挙躍り出ました。

 二回目のサビまでは抑えて抑えて、最後のヴァースで突如轟く大音量のディストーションギターがもう、たまらんです。そしてエヴァ初号機ばりに暴走して激情をぶちまけるジョニー先生(私は敬意を込めて、リードギター他担当のジョニー・グリーンウッドの事を先生と呼びます)。そして再び突如訪れる静寂と、今まで意味不明な歌詞だったのに最後になって歌われる心からのメッセージ。この記事書くためにまた観てみましたが、やっぱりこの演奏は涙腺に来ますね。いやたまらんっす。

 

 私はRadioheadのライブに何回か行った事があるのですが、生憎このFake Plastic Treesを生で観た事がないんですよね。今は田舎暮らしで色々と難しいのですが、何とか一度は生で観てみたいと思っています。

 

【音楽】最近買った音楽の感想 2018/8/25

 お知らせで書いていた、音楽の記事です。あくまでもレビューなんて大それたものではなく、感想という事で見て頂ければ。まぁチラシの裏かよって感じもしますが、YouTubeのリンクなんかも貼っていくつもりなので、新しい音楽と出会うきっかけの一つにして頂ければと思います。なお、今回書くのは二つとも邦楽ですが、管理人はどっちかというと洋楽ロック、オルタナ系とかが主に好きな人です。あとAmazonのリンクを一応貼りますが、多分私には一銭も入ってこないので、好きなだけリンク踏んで下さい。

 

Future Pop(完全生産限定盤)(Blu-ray付)

Future Pop(完全生産限定盤)(Blu-ray付)

 

  アルバム12曲で43分。Perfumeのアルバムとしてはこれまでで最も短いと思います。あとアルバム後半に日本語タイトルの曲固めてきましたね。どうなんでしょうか、海外のファンはこういうの喜んでくれるんでしょうか。

 でさて、感想ですが、まず私はテクノ系をほとんど聴かない、よってEDMとかフューチャーベースとか言われてもさっぱり分からない事、そしてそんな中聴いた数少ないテクノ系のCDであるTakaryuのアルバムが相当良いので、どうしてもそれとの比較で点が辛くなる、以上二点をご了承頂きたいと思います。

 アルバムからの先行リリース、私は無限未来しかろくに聴いてませんでした。なので、このアルバムを聴いた最初の正直な感想としては、思ってたより攻めてこないな…、でした。でもよくよく聴いてみたら、リズムを強調したインストパートの使い方とか、無限未来と共通する要素が散見されますね。これがEDMなんですか?

 で、このアルバムの全体を貫くコンセプトはタイトルのFuture Popに集約されるかと思うのですが、ここがイマイチ希薄に感じます。厳しい事言うと、Future Pop…むしろLatest Popじゃね?って感じ。未来な感じなら1stアルバムの方がよっぽどします。これは歌詞の世界観とサウンドの両方があるのかなと思いますが、ただ歌詞の方はしょうがないのかな、とも思います。もしも良い歳になった今の三人がコンピューターシティみたいな世界観の歌を歌いたいのなら、アーティストとしてのプロモーション戦略を根本から改める必要があるんでないかと思うし(別にこれは今の彼女たちにコンピューターシティとか昔の曲を歌うなと言っている訳ではありません。むしろ聴きたい)。やはりサウンドが牽引しないとですよ。今回貶すような事書いてますが、私は中田ヤスタカの才能買ってるんですよ。ファンがついてこれるかな?って心配しながら以前までとの連続性ばっかり気にした曲を作るのではなく、これが俺の今カッコいいと思うサウンドだ!ってのを思い切って打ち出して欲しい。

 以上ディスり気味ですが、これは私のPerfumeへの愛ゆえと思って頂ければ。あと私はBD付き買いましたが、全然買ったの後悔してないですよ。アルバムを短めにしたこともあって、作品全体としては良くまとまってると思います。

 お勧めの楽曲は、やはり無限未来ですね。この曲だけは未来に行ってると思います。クソ素晴らしい。


[MV] Perfume 「無限未来」

 

 

 

若者たちへ

若者たちへ

 

  若者じゃなくてすみません、って感じなんですが。

 どっかのウェブサイトで曲聴いて気になって買いました。3ピースのガールズバンドらしいです。今もどんなバンドなんだかさっぱり知りません。ドラムはひょっとして男性ですかね?

 取り合えず1stアルバムの1曲目の曲名がエンディングってのが良いですね。まぁ1stシングルの曲名が世界の終わりだったミッシェルには負けますが。

 アルバム全体としては、ギターボーカルの方が良いなと思います。ギターの音が雰囲気のある乾いたサウンドで、バンド名に文学という言葉が入るのもさもありなんといった感じ。空間系とか所々かましてくるディストーション?ファズ?とか、エフェクターの使い方も上手いと思う。私はもっとヘヴィーに音圧かましてくれても全然OKです。歌声も良いです。歌詞の世界観と合ってる。

 ジャンルとしては何なんだろう、グランジオルタナティブって感じでしょうか。あんま邦楽のガールズバンドとか詳しくないんですが、多分初期のきのこ帝国とか好きな方々は気に入って頂けるんじゃないかな。あんまシューゲイザーって感じではないですが。

 音量がやたら小さいので目一杯上げて聴いて下さい。


羊文学 "ドラマ"(Official Music Video)

 こっちは音量普通です。ジャガーを弾く女子、とても良いと思います。


Hitsujibungaku "Step"(Official Music Video)